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(Photo by Ertugrul Cingil/Anadolu Agency/Getty Images)

米国では50万人以上の人々が、今年のホリデーシーズンをホームレスとして過ごすことになる。米国のホームレス人口は7年にわたり低下傾向にあったが、2016年から増加に転じ2年連続で増えている。

米住宅都市開発省のデータでは米国のホームレス人口は、約55万3000名に達しており、そのうち65%はシェルターに居住している。2018年は全アメリカ人の1万人のうち、17名が最低1日はホームレス状態だったことになる。

ホームレス状態に陥った人々の約半数が、米国の5つの州の人々だった。カリフォルニア州が最大で12万9972名。次いで、ニューヨーク州(9万1897名)、フロリダ州(3万1030名)、テキサス州(2万5310名)、ワシントン州(2万2304名)の順だった。

また、ホームレスが多いのは都市部であり、全体の半数以上は米国のトップ50都市の人々だ。さらに、25%近くがニューヨークとロサンゼルスに集中していることも判明している。

非シェルターのホームレスの割合が最も低いのはニューヨークで、5%だ。一方でロサンゼルスのホームレスの非シェルター率は75%に及んでいる。

米国のホームレス支援組織CoC(Continuums of Care、ケアの継続)は米国の各都市のホームレス人口を割り出し、行政当局に対策を講じるよう求めている。このデータから分かるのは、州ではなく市レベルの比較で最もホームレス人口が多いのがニューヨーク市であることだ。ニューヨーク市のホームレス人口は7万8676名となっている。

次いで多いのがロサンゼルス市で約5万名。3番目に多いのは、1万2112名のシアトル周辺だった。下記にCoCが発表した、米国で最もホームレスが多い10都市のランキングを記載する。

1. ニューヨーク市(ニューヨーク州):7万8676名
2. ロサンゼルス市及び郡(カリフォルニア州):4万9995名
3. シアトル/キング郡(ワシントン州):1万2112名
4. サンディエゴ市及び郡(カリフォルニア州):8576名
5. サンホゼ/サンタクララ市及び郡(カリフォルニア州):7254名
6. コロンビア特別区(ワシントンDC):6904名
7. サンフランシスコ市(カリフォルニア州):6857名
8. フェニックス、メサ/マリコパ郡(アリゾナ州):6298名
9. ボストン市(マサチューセッツ州):6188名
10. ラスベガス市/クラーク郡(ネバダ州):6083名

編集=上田裕資

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