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Rocksweeper / shutter.com

複数のサイクリストがレース形式で同時にトレーニングを行うことができるプラットフォーム、「Zwift」を提供する米ズイフトはこのほど、シリーズBラウンドで1億2000万ドル(約134億2800万円)を調達したことを明らかにした。

新たに調達する資金は主に、eスポーツとしてのレースの規模拡大に充てる計画。同社はすでに、バーチャルで競い合うプロサイクリングリーグ「KISSスーパーリーグ」の発足を発表している。

KISSスーパーリーグのレースには、UCI(国際自転車競技連合)プロコンチネンタルチームの「ハーゲンスバーマン・アクション」と同コンチネンタルチームの「チーム ウィギンス」「キャニオン・dhb p/b ブロアーホームズ」、クベカ・コンチネンタルチームのU23「チーム ディメンションデータ」の4チームの出場が決定している。

急成長するeスポーツの分野では、アマゾン・ドットコム傘下のライブストリーミング配信プラットフォーム、Twitch(ツイッチ)が今年、アクティビジョン・ブリザードの「オーバーウォッチ」と推定9000万ドルで契約を結ぶなどしている。

フィットネスとビデオゲームの融合

世界中の「ズイフター」たちは、仮想世界の中でトレーニングをしたり、競争したりすることができる。今回の資金調達でリードインベスターとなった投資ファンドのハイランド・ヨーロッパはズイフトについて、次のように語る。

「ズイフトは素晴らしく革新的な企業であり、室内トレーニングの分野をリードしていることは間違いない。ビジネスをスケールできる可能性は非常に高く、すでに事業をグローバルに拡大していることに感銘を受けている。ズイフターの70%は、米国以外に住む人たちだ」

「調査によれば、伝統的にサイクリングの人気が高い中欧の各国を中心に、サイクリングに高い関心を持つ人はおよそ4000万人に上るとされている。つまり、中欧の市場だけを見ても、潜在成長力は非常に大きいということだ」

共同創業者で最高経営責任者(CEO)のエリック・ミンは2014年に設立した自社について、「手ごろな料金でできる運動とビデオゲーム技術を結び付けることができる唯一の存在だ」と説明。今回の調達により、「本当のeスポーツを初めて実現するための準備を整えることができた」と述べている。

編集=木内涼子

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