ビジネス

2018.12.24

フリーランスになる前に考えるべき5つのコスト

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4. マーケティングと広告

健全な事業を構築するためには情報拡散が必要だ。そのためにはウェブサイトを作る、ソーシャルメディアでの存在を確立する、業界イベントに出席する、サービスを宣伝するなどの活動に取り組まなければならない。この分野で生じるコストの一部は次のようなものだ。

・ロゴやレターヘッド、名刺のグラフィックデザイン
・ウェブサイトのデザインとホスティング
・有料広告
・ブログやソーシャルメディアでの働きかけ

5. 自宅オフィスの改善

自宅オフィスをしっかりと見てみよう。現時点では全く問題がないように思われるかもしれないが、果たしてフリーランスになっても大丈夫だろうか? 現在自宅オフィスで過ごす時間は毎晩2、3時間ほどで、ネットサーフィンや請求書の支払い、ちょっとした副業などが主な活動かもしれない。現時点では少し座り心地の悪い椅子や小さ過ぎる机、いまいちな照明などは大きな問題ではないかもしれないが、その部屋で1日8~12時間過ごすようになると、こうした居心地の悪さは問題となる。

今こそ、新たな机や椅子、照明にアップグレードすべき時かもしれない。また、モニターは十分な大きさだろうか? 部屋の温度はどうだろう? 扇風機や暖房が必要だろうか? こうしたアップグレードの多くはおそらく、時間をかけて行うこともできるだろう。それでもこれらは全て、最終的に必要となるコストだ。

こうしたコストのせいで、フリーランスになるのを恐れてはいけない。独立することを望み、ビジネス構築の機会を求めている多くの人にとって、フリーランスはなお正しい選択肢だからだ。ただし、今後必要となるコストを理解して、ビジネスを拡大しつつこうした経費をカバーできるような予算を作成すること。

翻訳・編集=出田静

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