フォーブスが発表している「ビリオネア・ランキング」から、「作家業」も兼務する大富豪上位5人をご紹介しよう。
人は成功すると、その体験を共有したくなるのだろうか―。フォーブスのビリオネア・ランキングの常連を調べたところ、右(下記)の5人が最も多くの著作を出していることが分かった。
実業家のドナルド・トランプ(68)の著作は、主に自己啓発や金儲けに関するものなど、自分の成功体験に基づくものが多い。投資家のジョージ・ソロスは経済書のみならず、造詣の深い哲学関連の著書もある。
1位 ドナルド・トランプ 15冊
「不動産王」の異名を持つアメリカの有名実業家。金儲けに関する著作が多い。
2位 ジョージ・ソロス 14冊
世界有数のヘッジファンドマネジャー。経済や哲学に関する書籍を多数執筆している。
3位 ケン・フィッシャー 10冊
投資会社「フィッシャー・インベストメント」の創業者兼CEO。投資関連の著書多数。
4位 チャールズ・シュワブ 7冊
オンライン証券株式会社「チャールズ・シュワブ」の創業者。自伝や投資関連の著書多数。
5位 リチャード・デヴォス 5冊
直販会社「アムウェイ」共同創業者。著作は主に、ビジネスや自己啓発に関するもの。
By theNumbers ― 数字による表現 ―
「49」
フォーブスの「アメリカ富豪ランキング」で最低1冊は著書のある人の数(全体の12.3%)
「26」自伝を書いたことがある富豪の数(全体の6.5%)
「49」自身についての評伝がある富豪の数(全体の12.3%)