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1000 Words / Shutterstock.com

フェイスブックが、ユーザーの行動を予測する技術の特許を取得していたことが明らかになった。BuzzFeed Newsによると、この特許は「Offline Trajectories(オフラインの軌跡)」と呼ばれるもので、ユーザーのロケーション履歴をもとに、利用者が次に訪問する場所を予測するという。

フェイスブックはこのテクノロジーを用いて、特定の個人の行動履歴と、同じ年齢層の人々のロケーション履歴を組み合わせ、人々の行動を予測できるようになるという。つまり、あなたが職場の帰りにいつも立ち寄るレストランがあったとしたら、フェイスブックは特定の日にあなたがその店に向かう確率を知ることができる。

フェイスブックは利用者の行動のコンテキストに沿った広告を表示しており、この特許に記された技術が実現できれば、広告運用をさらに効率化できる。

ただし、フェイスブックの広報担当のAnthony Harrisonは、BuzzFeedの取材に対し、同社が取得した特許の全てを実現する訳ではないと述べている。特許を取得したからといって、フェイスブックがそこに描かれたテクノロジーの実現を目指しているとはいえないと、Harrisonは話している。

先週はフェイスブックに関して、もう一つ興味深い動きが伝えられた。AdAgeによると、フェイスブックは検索キーワード広告のテストを実施中だという。フェイスブックは先日、一部のユーザー向けに検索キーワードに関連した広告の表示が始まると述べていた。

検索広告のテストは先月から開始された模様で、出稿主らはフェイスブックの管理画面(Ads Manager)からこの機能にアクセスできる。

フェイスブックが検索広告のテストを行うのは、これが初めてではない。同社は2012年にも企業らに、検索キーワードに関連して表示する広告の運用を許可していた。

現状で検索広告のテストは米国とカナダ限定で実施されている。また、出稿可能な企業は自動車関連と小売業分野のみとされている。テストがうまくいけば、同社はより多くの企業向けに検索広告を開放する計画だ。

「当社はフェイスブックの検索結果に広告を表示する、小規模なテストを実施し、この機能が利用者と企業の双方に、有益なものであるかを評価する。その結果に基づいて、この機能を本格導入するかどうかを決定する」とフェイスブックのプロダクトマネージャーのZoheb Haijiyanaは声明で述べた。

編集=上田裕資

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