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ジャック・ドーシー(Photo by Teresa Kroeger/Getty Images for Thurgood Marshall College Fund)

ツイッターと決済会社のスクエアのCEOを兼任する、ジャック・ドーシーは一切の報酬を会社から受け取らないことで知られている。ここ数年の間、ドーシーはツイッターから一切の報酬を得ておらず、スクエアからは、わずか2.75ドルを受け取っていた。

しかし、ドーシーはここ数カ月で8000万ドル(約90億円)近くに相当するスクエア株を売却していたことが、提出書類から判明した。彼は良いタイミングで株式を売却した。スクエアは依然として赤字だが、今年に入り80%も株価が上昇していた。

ドーシーの資産の多くをスクエアの株式が占めており、彼の資産額は年初から19億ドルも増加している。彼の総資産額は現在47億ドル(約5300億円)で、そのうち39億ドルを占めるのがスクエアの株式だ。

ツイッターの株価も今年、50%近い値上がりを記録した。ドーシーは約6億ドル相当のツイッター株を保有しているが、彼は同社の株を今年は一切放出していない。

現在42歳のドーシー以外にも、サラリーを受け取らないビリオネアは多い。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグや、オラクルのラリー・エリソン、グーグルのラリー・ペイジやセルゲイ・ブリンらは全員、毎年1ドルの給料しか受け取っていない。

彼らが給料を受け取らないのは、企業の将来性への自信の表明でもある。ツイッターの年次報告書には、ドーシーがサラリーの受け取りを拒否する理由が、「ツイッターが長期的スタンスで価値を生み出す企業であり、事業へのコミットメントを宣誓するため」と記されている。

ドーシーは2015年から2017年の間に、株も含め一切の報酬をツイッターから得ていない。また、スクエアからは2016年と2017年にそれぞれ、2.75ドルを受け取っていた。その前の2年間で、彼は合計6000ドルをスクエアから得ていた。

セントルイス出身のドーシーは、ミズーリ工科大学とニューヨーク大学の2校を中退している。彼は独学でプログラミングを学び、2006年にエヴァン・ウィリアムズとともにツイッターを共同創業した。その後、2009年にスクエアを立ち上げ、2015年に上場させた。

編集=上田裕資

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