I write about the multi-leveled wine industry as well as wine history.

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ワインは1年を通して販売されているが、売上がぐっと上昇するのは11月から12月にかけてだ。それ以外の10カ月もできるだけ売上を伸ばしたければ、売る側は市場を把握しなくてはならない。

そこで頼りになるのが、世界中のワイン業界アナリストやコミュニケーション専門家、コンサルタントから成るチームがつくるワイン専門サイト「ワイン・インテリジェンス(Wine Intelligence)」だ。

ワイン・インテリジェンスはこのほど、アメリカのワイン市場についてまとめた「USポートレート2018年版」を公表した(今回は6度目)。そのなかで、いまのアメリカでワインを買っているのはどんな消費者か、購入額はいくらで、購入理由は何かといった点を詳しくレポートしている。

アメリカはいまでも、世界のワインマーケターにとって「喉から手が出るほど手に入れたい市場」だ。それもそのはず、USポートレート2018年版によれば、アメリカのワイン市場は8400万人が日常的にワインを飲む「世界最大のワイン市場」だという。

最新ポートレートでは、アメリカのワイン消費者を大きく6つに分類している。2016年版のUSポートレートでも同様にアメリカのワイン購入者が6つのカテゴリーに分類されていたが、消費者の購入習慣を表すカテゴリー名は、この2年で少し変わってきている。

2016年の6つ分類は、「体験豊富な探求者」「ごほうびとして飲むミレニアル世代」「プレミアム・ブランド好きの郊外在住者」「バーゲンハンター」「ちびちび飲む高齢者」「家飲み派」だった。

それが、2018年版では次の6つに分類されている。「積極的な探求者」「プレミアム・ブランド好きの郊外在住者」」「ごほうびとして飲む富裕層」「ソーシャルな初心者」「高齢バーゲンハンター」「家飲み派」だ。それぞれがどんな特徴の消費者なのかみていこう。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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