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(Photo by Justin Sullivan/Getty Images)

調査企業eMarketerが、スマートウォッチの市場動向についてのレポートを公開した。そこでは、アップルウォッチのSeries 4が果たした役割について述べられた。

2019年にスマートウォッチの米国成人の間での普及率は、11.1%まで伸びると予測され、利用者は2870万人に達するという。スマートウォッチはウェアラブル市場を牽引する役割を果たし、18歳以上のウェアラブル機器の利用者の半数以上がスマートウォッチを利用することになる。

2019年の米国のウェアラブルデバイス利用者は、18歳以下も含めると6050万人に達すると予測されている。これは、インターネット利用者の5分の1以上がウェアラブルデバイスのユーザーとなることを意味する。

ただし、来年のスマートウォッチ利用者の増加率は、今年より低い水準になることも予想されている。スマートウォッチの利用者数は2018年に前年比で29.9%の伸びだったが、2019年は17%の伸びと予測されている。

eMarketerのアナリストのCindy Liuは今回のレポートで、数あるウェアラブルデバイスの中から唯一、アップルウォッチのSeries 4について言及した。

「スマートウォッチを含むウェアラブルデバイスは、ヘルス関連の機能で年齢層の高い米国人へのアピールを強めている。アップルウォッチのSeries 4は、ECG(心電図)機能や転倒検出機能を実装し、大きな進歩を遂げた」

ヘルス関連機能の向上は、55歳以上の年齢グループの米国人が、全世代のなかで最も急速にウェアラブル機器の導入率を高める結果をもたらすという。この年齢層の米国人の820万人が今後ウェアラブル機器の利用を開始し、前年比で15%の増加になるとされている。利用人口はまだ少ない水準ではあるが、以前の予測より早い速度で伸びることになる。

Liuはまた、通信機能の付加やバッテリー寿命の改善が今後の重要な要素になると指摘している。

「スマートウォッチにとってLTE通信への対応は必須のこととなる。スマートフォンと連携させず、単独で利用可能にすることが新たなユーザーを呼び込むことにつながる。また、バッテリー寿命の改善や、スクリーンの大型化なども、新規の顧客の開拓につながる」

今回のレポートで分かったのは、スマートウォッチ市場が拡大傾向にあり、特にアップルウォッチの利用人口が伸びていることだ。かつてはニッチなカテゴリとみなされた市場が、メインストリームの方向へシフトを開始した。誰かの腕に、アップルウォッチが装着されているのを見て、これは何だろうと思うような時代は、もはや過去の事になった。

編集=上田裕資

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