妹のカイリー・ジェンナーは、自身の化粧品ブランド「カイリーコスメティクス」事業などにより同期間に推定1億6650万ドル(約189億円)を稼いでいた。ケンダルの年収はそれには及ばないものの、エスティローダーやアディダス、カルバン・クラインなどとの契約により自己最高額を記録した。
2位はカーリー・クロスで、その年収はモデルとしての10年にわたるキャリアで最高の1300万ドルとなった。クロスはソーシャルメディア上での大きな影響力を利用して、広告主を引き寄せる個人ブランドを構築し、スワロフスキーやアディダス、エスティローダーなどとの巨額契約を結んだ。
クロスはフォーブスに対し、自分はソーシャルメディアのおかげで露出度が上がっただけではなく「自分の声を聞いてもらえるようになった」と語っている。クロスはその声を使い、女子生徒らにコンピュータープログラミングの基礎を教える非営利組織(NPO)「Kode with Klossy」を設立した。
今年のランキングに入った10人はいずれも、ソーシャルメディアを活用し自らの収入を増やしていた。年収1350万ドルで3位タイとなったクリッシー・テイゲンとロージー・ハンティントン=ホワイトリーはいずれも、オンラインでの人気を利用したビジネスを展開している。
テイゲンは自身の調理器具ブランドを手掛けているほか、2冊目となる料理本を出版し、テレビ番組「リップシンクバトル」の司会も務めている。一方のハンティントン=ホワイトリーは、英小売大手マークス&スペンサーでの自社製品の人気を踏み台に、美容サイト「Rose Inc.」を立ち上げた。