問題を報告しているのはウーバー及び、ウーバーイーツの利用者とドライバーらで、数時間にわたりアプリが利用できなくなった模様だ。オーストラリアのAP通信は、12月10日の朝から、ソーシャルメディア上で不具合を訴える声が相次いでいると伝えている。
また、ニューズ・コープのオーストラリアのネットワークは、米国やカナダ、オーストラリア、欧州で配車の依頼が出来なくなったと伝えている。同様の問題は南アメリカやニュージーランド、インドでも発生しているようだ。
ツイッター上ではウーバーイーツの注文が届かないという声や、ウーバーの配車依頼が消滅した、アプリが利用できないなどの声が相次いでいる。アンドロイド端末の利用者のほうが、被害が大きいとの見方もある。
投稿のなかには#UberDownや#UberHackedといったハッシュタグを添えたものもあり、「これは国際的にサイトが落ちたのか、それともハッキングされたのか?」とつぶやく利用者もいる。さらに「営業時間中にこんな問題を起こしたというのに、ウーバーは何の声明も出さない」と非難するユーザーも現れた。
先日はウーバーとリフトらがIPOを計画中であると報道されたこともあり、この障害がハッキング被害によるものではないかとの声もあがっている。
ブリスベンタイムズの報道によると、ウーバーの公式ツイッターアカウントは、複数の怒りのメッセージに対しすみやかに返信し、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。当社はこの事態を把握し、迅速な対応を行っています」と述べているという。