採用面接で最もよくある10の質問 回答における注意点は?

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7. あなたのリーダーシップのスタイルについて、教えて頂けますか?

リーダーシップに関するあなたのスタイルやスキル、能力は、会社の将来に大きな影響を及ぼすものであり、極めて重要なものだ。

リーダーとしてのあなたを導くものは何か、過去の上司はあなたをどのように導いたのか、あなたは他の人たちをどのように導いてきたのか、チーム内であなたはどのような役割を果たしてきたのか──?質問に答えるためには、あなたにとっての最高の、そして最悪の上司について考えてみることだ。

8. 今から10年後には何をしていると思いますか?

その会社に長く勤務し、ランクアップしていきたいと思うなら、そう伝えるべきだ。また、経験を積み、何年後かには退社して起業しようと思うなら、それを伝えるべきだ。

会社があなたに何を期待すべきかを明確にできるよう、透明性を維持することが重要だ。現時点では分からないというなら、そう伝えればいい。単刀直入に、隠し立てせずに答えることだ。企業側は、その誠実さを正当に評価するはずだ。

9. これまでに、リーダーとしてどのような経験をしましたか? そこからどのようなことを学びましたか?

リーダーシップ・スキルに関する質問と似ているが、ここではリーダーとしての経験だけではなく、そこから何を学び、リーダーとして成長できたかということに重点を置く必要がある。必ずしも成功例を話す必要はない。ここでのポイントは、どのような経験をしてきたかを伝えることだ。

10. 何かご質問はありますか?

就業を希望する会社や面接担当者について、あなたが担う役割や関わるチーム、上司について、その会社の戦略や成長の見通しなどについて、詳しく知ることができる機会だ。

編集=木内涼子

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