こんな社員に昇給は無理 5つの間違った交渉例

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この5タイプが理解していないのは、何を要求するかより、それをどう要求するかの方が大切だということ。昇給の交渉はいたって普通のことであり、それを避ける理由はない。だが、上司と信頼関係を築ければ、給与の話はよりしやすくなる。そのためには、所属部署の業績に貢献したり、短期的な目標を達成したりすること。そうすれば、あなたも上司も収入アップを実現できるのだ。

このポイントはあまりに多くの人が見逃しており、そういった人は、上司がケチだから賃金が上がらないのだと考えている。実際には、上司はあなたの給与についてそこまで考えていない。だが、自分が大きな貢献をすることに集中すれば、あなたは上司の立場になって考えることになる。大切なのは、自分と自分の要求だけではない。チームもまた重要なのだ。

昇給交渉のやり方は何もこみいったものではないが、多くの人がうまくやれていない。以下にその方法を紹介する。

・上司との面談から始める。必ず対面ですること。
・上司やチームの優先事項、またチームの成功に自分がどう貢献できるかに焦点を置く。
・自分のパフォーマンス目標に責任を持ち、約束したことは実行する。
・自分の成果について、上司と定期的に確認する。

より多くの仕事をこなし、成長に向けて学べば、それが給与交渉の土台となる。パフォーマンス目標を達成する姿を見せれば、むしろ上司の方から給与の話を持ち掛けられるかもしれない。

編集=遠藤宗生

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