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また、サンドバーグに付け加えられる形容詞も、男性には使われないものばかりだ。「shrewd(鋭敏)」や「powerful(権力のある)」「strong(強い)」といった表現は、サンドバーグが女性としてはまれな存在であることを示唆している。

一方の男性役員は自動的に、強く、権力があり、鋭敏であるとみなされる。ニューヨーク・タイムズ紙はさらに、サンドバーグを「大胆不敵なワンダーウーマン」とさえ呼んだが、これもやはりザッカ―バーグには使わない表現だ。

サンドバーグが各方面でこうした扱いを受けている一方で、男性は成功した女性やプロム・クイーンを引きずり下ろすことに同じ喜びは感じないということが、研究結果から示されている。ここで紹介したメディア記事は、1本を除き全て女性が書いたものだ。また、私たちは通常、成功した男性をけなすことに快感を得ることもない。ザッカ―バーグはフェイスブックの諸問題に関し批判されてはいるが、個人攻撃の度合いは比較的低いように思われる

私は、サンドバーグがフェイスブックで失態を犯したことを否定するつもりはない。サンドバーグ自身でさえ、自身に一定の責任があったことを認めている。私が提案しているのは単に、批判の対象をビジネス上の決断のみに集中させ、その決断を下した女性への攻撃をやめることだ。

編集=遠藤宗生

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