創業から7年。タイとインドネシア、香港でもサービスを開始するなど、事業は順調に拡大。それに併せて通貨ルートは750以上になり、利用可能な国も49カ国に増えている。
また日本に関しては、これまで個人口座のみのサービス展開だったが、現在は法人口座のサービスも開始。フリーランサーや中小企業向けを中心にサービスを拡大していっているという。
「私たちにとっては儲けることではなく、事業を継続していけるプラットフォームをつくる方が大事。世界中のユーザーに私たちのサービスを提供し続けていきたいと思っているので、サスティナビリティを重要視して今後もサービスを展開していきます」(クリスト)
2018年5月、欧州全土の消費者向けに提供を開始した「ボーダレス・アカウント」「マスターカード・デビットカード」はこれまでに200万件以上、預金総額で20億ポンド以上の取引が実行されるなど順調に成長しているという。
「直近ではアメリカでボーダレス・アカウント、マスターカード・デビットカードの提供を開始しますが、今後はアジア、オーストラリア、ニュージーランド、最終的には日本でも展開できればと思っています」(クリスト)