Slush2018最大のニュースとして、オープニングショーでアンドレアス・サアリCEOが真っ先にアナウンスした。
Slushは、起業家と投資家を結ぶ場として2008年にフィンランド・ヘルシンキで始まり、今年で11回目を迎えた。2017年には約2万人が参加し、2600のスタートアップ企業、1600の投資家が130カ国以上から集まった。今年も約2万人が登録、チケットはすでに完売している。
「Slush」は、「泥、ぬかるみ」という意味をもち、現地では1年で最も雪泥に足を奪われる季節である冬に開催されている。
今回発表された「Slushアカデミー」では、学生が、トップのベンチャーキャピタルや成長企業でインターンをすることや、著名な起業家からメンタリングを無償で受けることができる。
メンタリング先、インターン先の一部として、アトミコ(イギリス)、アクセル・パートナーズ(アメリカ)、スーパーセル(フィンランド)、 クラーナ(スウェーデン)そしてユニティ・テクノロジーズ(アメリカ)が挙げられている。スカイプの共同創業者ニクラス・ゼンストロームもメンターとして参加予定だ。
Slushと連携し、教育プログラムを提供する教育機関として発表されたのは以下の通り。
・オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクール(イギリス)
・ロンドン・ビジネス・スクール(イギリス)
・アールト大学(フィンランド)
・カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)
・シンガポール工科設計大学(シンガポール)
・ストックホルム商科大学(スウェーデン)
・KAIST(韓国)
・IE ビジネススクール(スペイン)
・カタルーニャ工科大学(スペイン)
・アールトベンチャープログラム(フィンランド)
「Slushアカデミー」は、まず20~30人の学生を選出する。申請は2019年春からスタート。