「ひとつでは足りない」起業家たちが学びたい学問

毎週火曜日、Forbes JAPAN常連起業家に、仕事とプライベートのことを聞いたアンケートの回答を公開している。 第6回目のテーマは「今から勉強したい学問」。


加藤將倫|Progate代表

「コンピュータサイエンス、中国語、心理学、コミュニケーション学を学びたいです」

東京大学工学部を中退し、オンラインプログラミング学習サービスの「Progate」を創業した加藤。彼はこれから学びたい学問として、今回アンケートをとった起業家の中では最多の4つの分野を挙げた。

加藤將倫◎1993年生まれ。2014年、「Progate」を創業。「Forbes 30 Under 30 ASIA 2018」、「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2018」選出。


工藤慎一|ecbo代表

「コンピュータサイエンスを学びたい」

飲食店などの空きスペースに、コインロッカーと同等の料金で荷物を預けられる「ecbo」は現在全国1000店舗に導入されている。「ウーバーを超える」と世界500都市へのサービス展開を狙う中で必要性を感じたのが、コンピュータサイエンスだった。

工藤慎一◎1990年生まれ。2017年、「ecbo cloak」の運営を開始。ベンチャー企業の登竜門「IVS Launch Pad 2017 Fall」優勝。「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2018」選出。


我妻陽一|助太刀代表

「AI技術を身に付けたい」

建設業の職人と現場監督が作業員の手配に使うアプリ 「助太刀」、職人が稼ぎをその日のうちに全国のセブン銀行ATMで受け取れる「助太刀Pay」の我妻が今学びたいと答えたのがAI技術。関連書籍も多く出版され、多くの人から関心を集める分野だ。

我妻陽一◎1978年生まれ。Forbes JAPAN「RISING STARアワード2018年」第2位。(※「東京ロケット」当時)
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文=フォーブス ジャパン編集部

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