ビジネス

2018.12.03

インスタグラムに登場の「親しい友達リスト」のメリット

Photo by Muhammed Selim Korkutata/Anadolu Agency/Getty Images

インスタグラムは11月30日、ストーリーの公開範囲を設定できる「親しい友達リスト」機能を追加した。この機能により、一部の友達のみが閲覧できるストーリーの作成が可能になる。

リストを作成する場合は、プロフィール画面に移動し、サイドメニューで「親しい友達」オプションを選択し、リストに追加するアカウントを選択する。リストはいつでも編集可能で、追加したアカウントを削除することもできる。

今後はストーリーを公開する際に、全体に公開するか、親しい友達限定で公開するかを選べるようになる。他のユーザーに親しい友達リストに追加された場合、そのユーザーのストーリーを閲覧している際に、グリーンのバッジが表示される。また、ストーリーの一覧画面で、親しい友達リストのアカウントはプロフィール写真の周囲が従来の赤ではなく、グリーンで囲まれて表示される。

ここで一つ特徴的なのは、親しい友達リストの追加を、相手にリクエストすることは出来ない点だ。親しい友達リストへの追加は、自身の判断で行う必要がある。

これらの新機能は、フォロワー数が多いユーザーには特に便利なものになるだろう。親しい間だけで共有したいストーリーを、限定的に公開できるからだ。

インスタグラムで複数アカウントを使い分けているユーザーも多いが、今回の新機能の導入により、プライベート用に新たなアカウントを持つ必要がなくなった。

親しい友達に追加された場合、相手にはそれが分かるが、他に誰がリスト上にいるかは分からない。今回の新機能は11月30日に世界のユーザーに向けて公開された。利用にあたってはアプリを最新バージョンにしておくことが求められる。

編集 = 上田裕資

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