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技術により、インターネット上で人とつながることが容易になった。リンクトインで誰かと長い会話を交わし、友人ができたかのように感じることがあるかもしれない。ネット上で広い人脈を持つことにはメリットがあるが、こうしてつながった人と実際に会ったり友情を築いたりする機会は、現実には非常に少ない。

それでも、こうしたソーシャルメディアや電子メールの人脈を現実のものとすることに時間をかける価値はある。アドバイスや支援を求めることのできる強固な人脈は、キャリアの成功の鍵となるだけでなく、社会的・個人的な生活にも欠かせないものだ。

私はイベント企画サービスを提供するワイルド・エルム(Wild Elm)の設立者、エミリー・マーネンを取材し、ネット上でのつながりを強化し、深める方法について話を聞いた。

マーネンはこれまで、イベント企画者としてネットワーキング(人脈作り)を活用し、米国内の顧客に素晴らしい体験を提供してきた。「私は9年前から農産物の直売市の管理を始め、地元のコミュニティー構築者として活動してきた。ライブイベントは関係性が全て」とマーネンは語る。

ここではマーネンに聞いた、ネット上でのつながりを意義ある関係へと発展させる5つのコツを紹介する。

1. 意図的に人を選んで接触する

人脈作りでは、量よりも質に注力しよう。知り合いは多くてもよいが、全員と意義ある関係を築ける可能性は低いし、それが目標となるべきでもない。あなたを含む大半の人は、限られた時間しか持っていない。そこで、強固な関係を築きたい人のリストを作成しよう。コーヒーに誘う人、フォローアップのメールを送る人、継続的な関係を持つ人を意図的に選ぶこと。

マーネンは「時間がたつにつれ、関係は進化する。関心が薄くなる関係もあれば、維持する価値のあるものもある」と述べた。スペースだけ取るような消極的なつながりを蓄積するのではなく、それぞれの関係が重みを持つようにすることが重要だ。

2. 自分らしくなる

自分の弱みをさらけ出し、間違いや苦しんでいることについて語る投稿が、ネット上でより多くの関心を集めがちなことを不思議に思ったことはあるだろうか? 人は、過度に磨かれた非人間的なソーシャルメディアの人物像よりも、生身の人間と交流することを好むものだ。ネット上で交流するときは、本物の自分になろう。自分の個性を見せ、弱い自分になることを恐れてはいけない。

対面での人脈作りにも同じことが 言える。「変わった癖も含め本当の自分を見せることで、適切な人からの共感を確実に集めることができる」とマーネンは述べた。

翻訳・編集=出田静

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