遠隔勤務で守るべき7つの暗黙のエチケット

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5. 身だしなみに注意する

相手とビデオ通話で会話する場合、最低でも適切な身なりをし、礼儀正しい態度を示そう。スーツとネクタイを着用する必要はないが、最低でもオフィスカジュアルな服装で見苦しくないようにする。印象は重要だ。ベッドから出てきたばかりのようなみすぼらしい格好をしていれば、相手はあなたに真剣な会話をする準備ができていないと思うかもしれない。

6. 会話中に他のことをしない

複数の業務を同時にできることを誇りに思っていたとしても、誰かと会話をしているときにマルチタスクをすることは失礼だ。話しながら同時に他の人にメールを書いている場合、相手の発言に完全に集中することはできない。人はあなたと時間を過ごしている間、あなたの全関心を受ける資格がある。携帯電話は、電源を切るかサイレントモードにする。他の電話に応答したりメッセージを見たりして、相手との通話を保留にしては絶対にいけない。

7. 絶対に遅れないこと

検索エンジン最適化(SEO)サービスを提供するマリゲーター・メディア(Malligator Media)のケビン・イースターデー最高経営責任者(CEO)は「予想外の出来事は起きるが、とてもまれだ」と述べた。「ほとんどの場合、仮想会議や電話会議に遅れる言い訳はできない。事前に余裕を持って準備し、他者を待たせないようにするのが仕事だ」

遅刻してしまった場合、相手は重要な存在ではないので、時間の制約やニーズを尊重するほどではないというメッセージを送ってしまう。また、こうした振る舞いをすれば、プロフェッショナルな人物に見られない。緊急の場合は相手にすぐに知らせ、予定を調整する責任がある。説明もなく、ただ遅刻してはいけない。「すみません、時間を忘れてしまっていました」は説明ではなく、責任感のなさへの言い訳でしかない。

自分が同僚や顧客と同じ空間にいて、直接やり取りしている場面を考えよう。おそらく深く考えることなく、こうしたルールに従っているはずだ。遠隔勤務もそれと同じだ。相手への尊重の気持ちを示せば、その恩恵を得られる。

翻訳・編集=出田静

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