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自らそれを駆使して成長を遂げてきた実績こそが、強みになっている。「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」をビジョンに掲げるラクスルが手がける、まったく新しいTVCMサービスとは。


企画会議が始まった。丁寧にヒアリングしたクライアントのニーズを、緻密に企画に落とし込む。アイデアが飛び交い、みるみるうちに絵コンテができていく。
 
印刷通販や物流の分野で革新的な「シェアリングプラットフォーム」を生み出してきたラクスルが、TVCMの企画・制作・放映サービスを始め、話題だ。2018年1月に本格開始し、すでに100件に迫る実績がある。
 
テレビでコマーシャルを打つ。経営者やマーケティング担当者なら、一度は検討の俎上に載せたことがあるのではないだろうか。
 
ラクスルは、これまでTVCMに手が届かなかったスタートアップや中小企業がトライしやすいサービスを生み出した。今後、業界を盛り上げていく存在となっていくだろう。
 
なぜラクスルがTVCMなのか。何が革新的なのか。実際にサービスを使ったクライアント企業は、どのように感じているのだろうか。渾身の新事業を紹介したい。

50万円から実施、ラクスルの正攻法

ラクスルという会社の最大の特徴は、印刷や物流の領域にもかかわらず、印刷機やトラックを所有することなく、稼働時間外の印刷工場などの「空き枠」をうまくシェアし、仕組みを変えていくところにある。

TVCM事業にもこの思想が通底している。制作会社をネットワーキングし、空いている稼働を活用することで安価に制作。放送枠もオペレーションコストを下げ、ローカルにフォーカスすることで小規模、低予算でのCM放映を可能にした。クライアントのニーズや予算、ターゲットに応じ、最適化された放映プランを提案する。
 
ラクスルではヒアリングから1週間以内に絵コンテを提出できる体制ができている。ものすごいスピード感である。
 
ラクスルは制作放映込みの「1週間集客プラン」を50万円から用意している。動画や画像、音楽など無料で使える素材を用意し、低コストでも伝わる文脈づくりに注力。大きい予算で勝負だ、と最初から構える必要はなく、スモールスタートできるミニマムパッケージだ。 

複数パターンのクリエイティブを用意し、ローカルでA/Bテストを実施しながら、仮説を立てて検証、分析し、より「伝わる」「成果が出る」表現にチューニングしていく。極めてインターネット的なやり方である。

TVCMを「早い、安い、簡単」に
 
本事業を立ち上げたラクスルの田部正樹取締役CMOは「インターネット広告なら当たり前にやっていることを、TVCMの世界でも実現したい」と語る。自ら指揮を執り、コンサルタントとして現場にコミットする注力事業である。
 
目指すはTVCM 業界の裾野を広げること。TVCMを「早い、安い、簡単」に打てるようにし、チャレンジしやすい仕組みをつくることで、TVCMを活用する企業を増やし、業界を活性化したいという。
 
実際のところ、TVCMへの挑戦が初というクライアントが大半を占める。印刷を利用した顧客がさらなるスケールを目指し、初めてのCMに挑戦するケースもある。
 
1週間の絵コンテ無料制作サービスは、初めてのクライアントにも早い段階でイメージしやすいようにと考えた。迅速でスムーズなコミュニケーションを心がけ、企画などのやりとりはメッセンジャーで行う。
 
TVCMの企画制作においては、TVCMプロデューサーの経験が豊富な吉良秀和氏がチーフCMプランナー/プロデューサーに就任し、その経験を生かす。

「何より伝わる表現を目指している。短い時間に多くの要素を盛り込みたいと考えがちだが、優先順位をつけ、ポイントを絞って企画制作している」と話す。コストを鑑みて、比較的安価に撮影できる地方のスタジオを使うこともある。

ラクスル自身、TVCMで驀進

実はラクスル自身、TVCMを効果的に打つことで順調に成長を遂げてきた企業である。これまでの出稿額は30億円強。TVCMを中心にマーケティングに投資を続けた結果、13年度には14.2%だった認知率が、17年度には59.6%に達した。
 
その間売り上げは15倍、年間会員獲得数は7倍の驚異的な伸びを実現。身をもって体感しているからこそ、説得力をもって提案できる。「TVCMを打つことで、非連続的な成長を実現できる。どんなブランドやサービスも、まずは認知してもらうことが重要。リーチを獲るには、やはり今もテレビが最強」と田部氏は語る。
 
まずはローカルでトライアル。仮説を立ててA/Bテストをし、検証と分析を重ねながら最も「伝わる」クリエイティブを創り上げ、他地域へ拡大する。鍵となるノウハウとメソッドは、ラクスル自身の経験から学んだ。
 
大分県別府市でLPガスの販売やリフォームなどを行う正木屋商店は、創業80年を機にブランド力向上、認知向上を目指しTVCMの制作を依頼した。歴史を感じる上品でレトロな映像で長年の愛顧への感謝を伝え、最後に企業名を強調した。放映後は受注や来店が増え、ウェブサイトのアクセス増に繋がった。作品の評価も高く、毎月のように放映枠の受注があるという。
 
ラクスル衝撃のTVCMサービスが、またもや世界を変えるかもしれない──。

ラクスルTVCMサービスのポイント



1.ローカル枠を安く仕入れ、安く販売。
エリアを絞ったTVCMをトライアル的に実施できる

2.絵コンテを1 週間で無料作成、メッセンジャー活用など
CMの企画・制作にかかる期間を圧縮、効率化

3.自社CMの出稿で培ったノウハウを惜しまず提供。
効果測定データに基づいたプランニング

後編はこちら>>>スタートアップにとって、TVCMが今なお重要なチャネルである理由

初めてのテレビCMならラクスル
https://tvcm.raksul.com/

Promoted by ラクスル / text by Aki Hayashi / photographs by Yusuke Nishimura

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