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Observing, pondering, and writing about tech. Generally in that order.

AngieYeoh / Shutterstock.com

グーグルマップは非常に便利なツールとして愛用されている。道順を確認するだけでなく、レビューや写真を見たり、目的の店の電話番号を確認することもできる。しかし、その情報の全てが正しいとは限らない。

グーグルマップに掲載されている情報には、出どころが怪しいものもある。情報の多くはユーザーやローカルガイドと呼ばれる人の投稿だ。しかし、その全てが善意から投稿されたものではない。

実際、グーグルマップを詐欺に用いる犯罪者の存在が問題になっている。特にターゲットとされやすいのが、銀行などの金融機関の支店の番号なのだ。書き換えられた番号に電話をかけた銀行の利用者は、詐欺犯たちに口座情報を教えてしまうことになる。酷い場合は口座にあるお金を全て、盗まれることになる。

ここ数週間でインドの警察はこのような例を何件も発見した。標的となったのはインド銀行の利用者で、クレジットカードやデビッドカードの情報を犯罪者に奪われた。当局はグーグルやインド銀行に対し、書き換えられ情報をすみやかに訂正するように求めた。

グーグルマップの情報の書き換えは以前から問題になっていたが、その多くは単なる悪ふざけを目的としたものだった。しかし、ターゲットが銀行になると、甚大な被害がもたらされることになる。

現状ではこの被害を防ぐには、利用者が注意するしかない状態だ。銀行のような重要な連絡先情報は、グーグルマップに掲載されたものを信用すべきではない。その代わり、銀行の公式サイトを検索で探し、そこに掲載された番号に電話をかけるべきなのだ。

これを実行するためには数秒の手間が必要となるが、自分の口座の現金を守る上で、この心がけは非常に重要だ。

編集=上田裕資

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