ビジネス

2018.11.28

BMWほか自動車各社のEV生産、テスラが刺激

2017年9月に発表されたBMWi Vision Dynamics.(BMW)


EV市場をニッチなものとみなす投資家もいるが、そう考えるのは焦点がずれているためだ。そうした人たちの話を聞いてはいけない。

バッテリー価格が低下するなか、自動車メーカーのほとんどは、近い将来における電気推進エンジンへの切り替えを視野に入れている。EVは内燃エンジンより効率が高く、修理が簡単で、性能も高い。そのためより運転を楽しむことができるようになる。

各社のEV開発

米フォードと独フォルクスワーゲンについては10月末、EVの共同開発に向けて交渉中であると報じられた。両社はBMWとメルセデスとも協力して、欧州で急速充電ステーションのネットワークを構築することを目指している。

また、フォルクスワーゲンは9月、新開発のEV用のプラットフォームを発表するとともに、2025年までにこのプラットフォームを使ったEVを1000万台生産する計画を明らかにした。

一方、ビジネス・インサイダーは、スウェーデンの自動車メーカー、ボルボ・カーは、2019年以降に発売する全てのモデルをEVにする予定だと伝えている。

英ジャガー・ランドローバーは、初めて開発したEVのSUV、「I-PACE」が絶賛されている。そのほか独アウディとメルセデス、ポルシェ、米キャデラックも2年以内に、高速での走行が可能なEVを発売する計画だ。

編集=木内涼子

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