「棚ぼた利益」を得た人が避けたい7つの失敗

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5. 友人や親戚の勧めに乗って投資する

一獲千金を狙った計画や“見逃せない投資機会”などについて誘いを掛けてくる人が、大勢いるだろう。そうした人たちの誘いには、何があっても乗らないことだ。自分のことしか考えていないそうした人たちに、操られてはならない。

6. お金に関する計画が立てられない

お金の管理について学ぶことは、最初は大変なことのように思えるかもしれない。だが、少しずつ学んでいけばいい。まずは信頼できる関連サイトで勉強してみるのもいいだろう。コミュニティカレッジでファイナンシャル・プランニングのコースを履修することもできる。

知識が増えるにつれて、自分のリスク許容度を理解し、株式市場への長期的な投資の利点などが分かるようになる。

7. 現金のまま長期保有

現金を銀行に預けておくことは“安全な”投資のように思えるかもしれないが、利子がつけばそれも所得とみなされ、課税の対象となる。その利益率が(税込みでも税引き後でも)、インフレ率を上回ることはほとんどない。

実質利益率はマイナスになり得るということだ。つまり、銀行に預金しておいても、購買力は徐々に低下していく。

老後に備えることも重要

米国では貯蓄率が上昇する傾向も見られるものの、金銭的な自由を手に入れることは依然、多くの人にとって難しいことだ。個人向けの金融関連情報を提供する米ゴーバンキングレーツ(GOBankingRates)によれば、米国人の42%は退職後に向けた準備が全くできていないとみられている。

一度に大金を手にするという幸運に恵まれたなら、その一部は使い、残りは賢く投資に回すというのが最善の策だといえる。

編集=木内涼子

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