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2018.11.21

「格安ロケット」で世界首位狙う宇宙ベンチャー、Rocket Labの挑戦

ロケットラボによって打ち上げられた「エレクトロン」(photo courtesy of Rocket Lab)


12月にはNASAのミッションも実施

ロケットラボは12月初旬に、初めてNASAから依頼を受けたミッション「ELaNa 19」を実施する。

2006年に創業されたロケットラボは、2019年は月に1回のペースで打ち上げを行う計画だ。そして、2019年終わりまでには2週間に1回、2020年までには週1回のペースを目指している。ニュージーランドにある同社の発射台は民間企業が所有するものとしては世界初で、年間120回の打ち上げが許可されている。

「今回の打ち上げは業界にとっても重要な節目だ」とベックはフォーブスに語った。「とてつもない需要がある。私にとっては始まりに過ぎない」

3回目の打ち上げを成功させたロケットラボは、小型人口衛星の打ち上げ機のリーダーの地位に一歩近づいた。

編集=上田裕資

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