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2018.11.22

1位に輝いた起業家は? Forbes JAPAN「起業家ランキング2019」発表

左から、BASEの鶴岡裕太、アストロスケールの岡田光信、スマートニュースの浜本階生と鈴木健

Forbes JAPANは11月22日、「日本の起業家ランキング2019」を発表した。同ランキングは、「新しい日本」をつくる存在として、日本経済を牽引する起業家を応援するというコンセプトのもと、2015年から開催。今年で5度目の開催となる。

「日本の起業家ランキング2019」の1位に輝いたのは、活動限界を迎えたロケットの破片など「宇宙ゴミ(スペース・デブリ)」の除去を事業ミッションに掲げる、アストロスケールの岡田光信。

2位にランクインしたのは、累計ダウンロード数3500万を超えるニュース閲覧アプリ「SmartNews」を運営する、スマートニュースの鈴木健と浜本階生。そして3位にランクインしたのは、Eコマースプラットフォーム「BASE」などを手がける、BASEの鶴岡裕太。4位以下はつぎの通り。

起業家ランキング2019 BEST10

1位 岡田光信(アストロスケール)
2位 鈴木健、浜本階生(スマートニュース )
3位 鶴岡裕太(BASE)
4位 南壮一郎(ビズリーチ)
5位 坂野哲平(アルム)
6位 名越達彦(パネイル)
7位 寺田親弘(Sansan)
8位 佐々木大輔(freee)
9位 長谷川潤(Omise)
10位 中島徳至(Global Mobility Service)

また、今年はランキングの枠を20人にまで広げ、評価委員会の審査のもと、さらに10人の起業家を選出した。TOP20にランクインした起業家はつぎの通り。

日本の起業家TOP20(順不同)

翁永飆(Inagora)
太田洋(クラウディアン)
慎泰俊(五常・アンド・カンパニー)
柴山和久(ウェルスナビ)
太田裕朗(自律制御システム研究所)
杉江理(WHILL)
小松周平(Aerial Lab Industries)
豊田剛一郎、瀧口浩平(メドレー )
石山洸(エクサウィザーズ)
平野未来(シナモン)

過去のランキングでは、フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリの山田進太郎(2015〜2017年:1位)や、印刷や物流のシェアリングプラットフォームを運営する「ラクスル」を運営するラクスルの松本恭攝(2018年:1位)などの起業家が選出されている。ランキング入賞後に上場を成し遂げている起業家も多い。

今年も同様に「グローバルで活躍できるか」「時価総額1000億円を超えられるか」「成功への時間軸を重視した事業の実績・成長性」「経営者・経営チームの成熟度」「社会課題解決に取り組んでいるか」の5点を選定基準に起業家を選出した。

「日本の起業家ランキング 2019」ランキング評価委員会には、グロービス・キャピタル・パートナーズ マネージング・パートナーの仮屋薗聡一や、マネックスグループ・取締役会長の松本大ら10人が参加している。

ランキング評価委員会

松本 大(マネックスグループ)
谷家 衛(あすかホールディングス)
土田誠行(産業革新機構)
仮屋園聡一(グロービス・キャピタル・パートナーズ)
森川 亮(C Channel)
伊佐山 元(WiL)
狩野仁志(フィスコ)
百合本安彦(グローバル・ブレイン)
田中 仁(ジンズ)
千葉功太郎(個人投資家 / Drone Fund)

<アドバイザー>
大櫃直人(みずほ銀行)

本企画を統括するForbes JAPAN副編集長の山本智之は、「今年で5回目を迎える『日本の起業家ランキング』。その根底には、新しい産業を創造する、イノベーションを生み出す起業家たちを表彰し、彼らの挑戦を世の中に伝えたい思いがあります。あらゆる領域で本気で世界を変えよう、と壮大なビジョンに挑む人たちに注目していただければ幸いです」とコメントした。

11月24日発売予定の「Forbes JAPAN」1月号では、「日本の起業家ランキング2019」トップ3受賞者の記事のほか、いま注目すべき200社を網羅した「日本のスタートアップ大図鑑」も掲載。

また、Forbes JAPAN内の特設サイトでは、歴代受賞者への特別インタビューや、ランキング評価委員会による特別対談を順次掲載する。

文=フォーブス ジャパン編集部

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