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2018.12.09

「ミシュランガイド京都・大阪」ガラディナーに見る和食の展望

ガラディナーに参加した料理人ら


夢の懐石ディナーのスタート。三つ星8店、8人の料理人がこの日のために誂えた料理は以下の通り。最高の食材を用い、バランスも重んじて考案されたメニューは一品一品がすべて、卓越した匠の技を惜しみなく駆使して生み出されたもの。プレゼンテーションも美しい芸術品のような料理は、美食家たちをうならせた。

八寸|吉兆 嵐山本店 徳岡邦夫
蟹吹寄せ、鮟肝ちり酢、鈴子アチャラ、鮑肝だれ



向付|京懐石 吉泉 谷河吉巳
鯛、煽烏賊、雲丹、鮪、あしらい



煮物椀変わり−七宝蒸し−|菊乃井本店 村田吉弘
鱧、松茸、すっぽん、帆立、生姜、松の実、クコの実



焼物|一子相伝 なかむら 中村元計
カマス杉板焼、栗



焚合せ|瓢亭 高橋義弘
穴子、蕪、小芋、椎茸、菊菜、柚



強肴|飯田 飯田真一
伊勢海老、水菜、柚釜



御飯、汁|板前割烹 千花 永田雄義
焼鯖寿し、小鯛寿し、茗荷酢漬、牛蒡すり流し、揚げ牛蒡、七味



甘味|未在 石原仁司
−豊穣の秋 冨貴寄盛−


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text and edit by Hiromi Tani

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