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2018.11.30

代表取締役“医師”がスーツを語る

メドレー共同代表 豊田剛一郎

連載 未来を切り拓くビジネスパーソンとクロージング
Vol.3 豊田剛一郎

ビジネスの最前線で活躍するForbesパーソンが、「ダーバン」を着こなす連載企画。第3回は、医療とテクノロジーを融合する「メドテック」の分野を開拓する代表取締役医師、豊田剛一郎が登場。


“スーツの着こなしが上手な人は気配りができる人だなと思います”

「医療」と「テクノロジー」を組み合わせたメドテック会社メドレーを率いる豊田剛一郎の肩書きには「代表取締役医師」とある。
 
東京大学医学部を卒業、脳神経外科の医師として勤務したあと、アメリカに留学。ミシガン小児病院で脳研究を行っていた超エリート。しかし日本の医療システムに危惧を覚えた豊田はアメリカから帰国後、経営コンサルティング会社マッキンゼーに移り、ヘルスケア業界の戦略コンサルタントに転じたが、企業の課題よりも医療そのものの構造を変えるために2015年2月から、メドレーの共同代表に就任した。だから、こんな珍しい肩書をもっているわけだ。

「私たちが始めたオンライン診療にどうしても注目が集まってしまいますが、それだけがやりたい会社ではありません。そういうものをきっかけにして医療全体の在り方に新しい仕組みをつくっていくことで、もっと効率化を進め、救える患者さんを確実に増やしていきたいと始めた会社です。それには一つではなく、全部一緒に始めなければいけないのです。オンライン診療アプリや新しい電子カルテの提供などは、その一歩だと思っています」

豊田が目指すビジネスは、医療でも新しい分野だ。自分たちの事業を説明する講演などの機会も多いが、会社が目標とするサービスだけを説明することよりは、むしろ前後を丁寧に話すことが重要だと豊田は語る。医療を取り巻く全体の環境、未来図を理解してもらうことが、メドレーのビジネスを理解することにつながるからだ。


どのようなシーンにも合うダークネイビーのスーツ。さりげない織り柄がお洒落心をくすぐる。生地は日本の尾州のメーカーと「ダーバン」の共同開発。スーツ¥140,000、シャツ¥21,000、タイ¥16,000(ダーバン/レナウンプレスポート☎︎03-4521-8190)

「パズルの1ピースだけ見せてもダメで、どういう絵を描きたいので、私たちはこのパズルをやっているのだと説明する必要があると思っています。医療や介護の領域は、保守的で変化しづらいところもあるので、問題の全容を提示して、その中でこれが必要だと説明することがとても重要です。キーワードとして掲げているのは“納得する医療を実現する”です。患者や医療従事者はもちろんのこと、未来の医療のあり方に“納得”することが大事だと思っています。まずは正しい情報や診療の選択肢を提供し、医療を自分ごとにしてほしいと考えています」
 
医療や医療費問題が大きく話題になるなか、豊田が話をするのは医師などの医療従事者だけでなく、行政や一般的な会社の人たちなどさまざま。テレビ出演や改まった場に出席する機会も増えている。以前は学生たちと話をするときやカジュアルな講演へは、アメリカの起業家風にTシャツで出かけたこともあったが、場面に応じたきちんとした服装をすることも重要と考え、最近はスーツやジャケットを着て出かけるようにしている。

「相手がスーツを着るのが当たり前の業界であれば、あえて自分から(服装を)崩して行く必要はないと思って」と笑う。医師から転じたコンサルティング会社での経験も生かされているのだろう。

「マッキンゼーのときには、スーツの着こなしが上手な人は仕事ができると感じていました。みんな、スーツというか、服装=外見に注意を払っていましたね。プレゼンでもだらしない格好の人がしゃべるよりは、ビシッとした格好の人がしゃべったほうが、誰もが聞く姿勢になるものです」


 
そんな豊田が「ダーバン」でスーツを仕立てる際に選んだのは、ダークネイビーの生地だ。表面に柄が入り、ベーシックなカラーリングのなかに華が感じられる。「ストライプよりも、織り柄が好きです。遠目には無地、よく見たら柄が入っている。そういう生地が好みですね」と豊田。

世界的に知られる日本の尾州の生地メーカーと「ダーバン」が共同で開発した生地だが、普段から豊田はネイビーが好みだ。清潔感があり、好印象を演出するには最適で、濃いものから明るいものまでのさまざまなネイビースーツを愛用している。「ほかの色を着ると、しっくりこないんですよ」と笑う。
 
スポーツをずっとやっていて、肩幅周りが少し張っている豊田はこれまでもオーダーでスーツを仕立てることが多かった。既製のスーツだと合わないケースが多いからだ。今回はベスト付きのスリーピースを仕立てた。

「スーツは、着たときのしっくり感が大事だと思います。しっくりこないと、仕事でも調子がでない。スリーピースを仕立てたのは初めてですが、採寸して仕立てただけに、さらにソフトに感じられました。今度、脳神経学会があるんですよ。医者として5年前までは一参加者だったのですが、今回はシンポジウムで登壇する機会をつくっていただいたのです。学会に出席するときに、このスーツを着て行こうと思っています」


豊田剛一郎◎1984年生まれ。2009年東京大学医学部卒業。脳神経外科医として勤務後、ミシガン小児病院で脳研究を行う。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、ヘルスケア業界の戦略コンサルティングなどに従事。15年2月よりメドレーの共同代表に就任。

ダーバン
http://www.durban.jp

連載1はこちら
「女性のための本格的な仕立てと素材を備えたスーツ」

連載2はこちら
「スーツはビジネスのシーンで男らしく見せる最高のツール」


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