キャリアチェンジしたいと思ったら 自問すべき3つのこと

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3. どの方向にキャリアを進めたいか

キャリアチェンジの主な目的は、前進を続けること。新しいキャリアは、仕事上の目標達成に貢献する必要がある。自分がどんな将来を望んでいるのか考えよう。キャリアを変えることで、その目標にどう近づけるだろう? 自分はどんなタイプの成長を望んでいるのか? 会社で上方向に出世したいのか、それとも横方向に進みたいのか?

転からたった6カ月で、やはりこの仕事は自分のキャリア向上の役に立たないと気付く事態は避けたい。これは、今の職場で燃え尽きてしまい、そこから脱出したいがあまり、最初に舞い込んできた転職話に飛びついてしまうことで起こりがちだ。その時は満足かもしれないが、その気持ちはすぐに後悔に変わるだろう。

最初に受けたオファーが魅力的に思えても、その仕事を受けることによって今の仕事を辞められるだけではなく、自分のためになることを確かめなくてはならない。もし、差別やハラスメントなどが理由ですぐにでも現職を辞める必要があるなら、橋渡し的な仕事に就くことを検討しよう。そうすれば、生活費を得つつも、その仕事から抜け出せないという状況は避けられる。

これら3つの点について自問することで、方向性が見え、考えが明確になるだろう。それにより、一番大切なことに集中でき、キャリア上の次のステップに向けた正しい道を進むことができる。

編集=遠藤宗生

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