代替肉商品の食塩含有量 一部は海水以上という驚きの調査結果に

YARUNIV Studio / shutterstock.com


誰もビーガンやベジタリアンに、代替肉の消費をやめるよう促しているわけではない。アクション・オン・ソルトが求めているのは、消費者に自分が食べるものを認識してもらうこと、また製造業者がナトリウム濃度を下げてPHEの目標を達成することや1人前の分量をラベルに明記することだ。しかし、食塩は人気の調味料・保存料なので、ブランドはなかなかレシピを変えたがらないかもしれない。

世界保健機関(WHO)は、1日の食塩摂取量を5グラム以下とすることを推奨している。平均的な人の1日の食塩摂取量は9~12グラムだ。ナトリウム摂取量を減らせば、高血圧や脳卒中、心臓発作、心臓血管病のリスクが下がる可能性がある。WHOは、1日のナトリウム摂取推奨量を全員が守れば、毎年250万人の命が助かると試算している。

翻訳・編集=出田静

ForbesBrandVoice

人気記事