ビジネス

2018.11.12

カスタマー・エンゲージメントを実現する、注目の営業支援ツール26選


<評価・分析ツール>

どんなマーケティングも効果測定ができなければ意味がない。リアルとウェブがミックスした現代のマーケティングの効果は、適切な計測が不可欠。ベストなツールを配置して、真のKSFを見出そう。

ホットジャー

サイト上のユーザーの行動を、ヒートマップと画面録画で可視化するツール。グーグルアナリティクスでは見えにくい「特定のページ内のどこを改善すべきか」が分かる。ヒートマップを用いたアクセス解析ツールは多くあるが、マウスとスクロールの動きを録画で確認できるのは特異。日2000PVまでは無料など低価格も魅力。マルタ共和国で2014年に創業。

ブランドトゥエンティフォー



SNSなどでの自社や商品への言及をモニタリング&分析&自動でメール通知をしてくれるサービス。自社や商品、ブランドなどが、どこで誰にどのように話題にされているかがリアルタイムで可視化できる。自社が行うキャンペーンや広告の効果測定にも。米「フォーブス」誌の注目アプリにも度々取り上げられている。ポーランド・ワルシャワで2011年にエンジニア3人が創業。

ジーティーメトリクス

URLを入力するだけで、サイトの表示速度を計測し、具体的な改善ポイントをアドバイスしてくれる。グーグルの速度計測サービス「PageSpeed」とヤフーの同「YSlow」を横断測定し、得られたサイト評価をもとに、サーバ、コンテンツ、画像、CSS、JavaScriptのうちどこに問題があるかを一発表示。カナダ・バンクーバーで2011年に創業。

バズスーモ



コンテンツの拡散状況がひと目で分かり、拡散の起点となったインフルエンサーを特定できるプラットフォーム。キーワードを入力すると、そのトピックに関して最も多くシェアされているコンテンツがランキングで表示される。イギリス・ブライトンで2014年に創業。Expedia やDisneyなど世界30万ユーザーを抱える。17年10月に英Brandwatchにより買収。

エイチレフス

60万人のデジタルマーケターが導入するSEO分析ツール。SEOの被リンク分析(バックリンク)や競合サイト調査、ソーシャルシグナルの調査などが簡単に行える。競合サービスと比較すると、ウェブサイトのバックリンク分析において、調査インデックス数や精度が圧倒的。月99ドル。ウクライナにルーツをもつ多国籍チームが2011年シンガポールで創業。

エスイーエムラッシュ



Booking.comやアマゾンも使う、クラウド統合SEOツール。特長は競合分析で、競合サイトのURLを入力すると、検索トラフィックや流入キーワード、順位、バックリンク、オンライン広告クリック単価、トラフィックの割合などが詳細に分析できる。月額99ドル〜。2008年創業、本社は米ペンシルベニア。これまでの調達総額は40億円を超える。

アンサーザパブリック

ひとつのキーワードについて「ユーザーがどのように検索をしているか」が分かるサービス。SEO対策に不可欠なロングテールキーワード(検索意図の明確な複数語のキーワード)が得られる。グーグルとBingのサジェスト機能を用い、入力された単語にまつわる検索意図が、マインドマップのような美しいビジュアルで示される。データはCSVでDL可能。英CoverageBook社が開発。

ライバルアイキュー

競合する企業やサービスがオンラインでどう動き、それがどのように影響したかをリアルタイムに監視・分析できるツール。ユーチューブやインスタグラムなどの各種SNSを含めたオンラインでのアクション全般とそのソーシャルでの影響がモニタリングされ、自社数値との比較レポートが生成される。10企業の監視で月額199ドル。2013年、シアトルで創業。

文=フォーブス ジャパン編集部

この記事は 「Forbes JAPAN ストーリーを探せ!」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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