ビジネス

2018.11.12

カスタマー・エンゲージメントを実現する、注目の営業支援ツール26選


<イベントマーケティング>

百聞は一見にしかず。どんな商品もサービスも、体験を通じてその価値を知るのが最も説得力がある。WebでもAR/VRでもできない、リアルな体験で価値を魅せよう。

イベントブライト

イベント運用&チケット販売プラットフォーム。セールスフォースなどのAPI連携ができ、顧客によって価格を変えられるなど、細やかな顧客管理が可能。SNS連携でイベントの宣伝も簡単にできる。手数料はチケット代金の2.5%+販売1枚につき99セント。1999年カリフォルニアで創業。Sequoia Capitalらから370億円を調達、今年8月にIPO。

<動画マーケティング>

スマホ・タブレット時代において、商品やブランドは、自分の番組を持ったタレントのようなもの。広告を超えた「ユーザーが熱狂する番組」を作ることが、自社ブランドへのエンゲージメントを高めてくれる。

チューブバディ



ユーチューブ運用管理&データ分析ができるグーグルクロームの拡張機能。分析機能が豊富で、チャンネル登録者数の変動や競合ユーザーの統計など、さまざまな情報が得られる。とくに、動画に設定されているタグを確認することに便利で、SEOツールとして活用されている。月額9ドル〜。モバイルアプリも。2014年カリフォルニアで創業。

ビヨンド

日本語のセリフもつけられるアニメ作成ツール(旧サービス名GoAnimate)。数百種のテンプレートをベースに、キャラクターやオブジェクトなどの素材をドラッグ&ドロップで組み合わせるだけで、プロ並みのアニメがすぐに作れる。独自キャラクターの設定もできるほか、テキスト読み上げ機能があるのでセリフの録音も不要。2007年カリフォルニアで創業。

ウィスティア

動画マーケティングを一括管理できる、法人向け動画配信プラットフォーム。YouTubeに比べ表示・編集のカスタマイズが潤沢であり、なにより効果計測のための分析機能が強み。誰がどの動画をどれだけ見て、動画のどの箇所を好み、また再生時間がどのくらいユーザーエンゲージメントに影響したかといった詳細分析が可能。2006年マサチューセッツで創業。

ワイヤーキャスト



ユーチューブなどの各種配信サイトに対応した、ライブ配信のためのエンコード&配信ソフトウェア。類似サービスの中で唯一、複数のサーバとプラットフォームへ一斉配信もできる。1998年創業の米・ネバダのソフトウェア企業Telestream社が開発。同様のツールとしては無料の「OBS」があるが、こちらは個人向けで主にゲーム配信に利用されている。

<コラボレーションツール>

効率化のためには同期・非同期のコミュニケーションとタスクを最適化しなければならない。いまだにメールと電話がはびこる職場は、今すぐこのツールを導入しよう。二度と戻れなくなるはずだ。

スラック

世界中のオフィスからEメールを駆逐? “ユニコーン”ビジネス用チャットツール。シンプルかつ高機能で、外部連携も豊富。エンジニアを中心に爆発的に普及し、世界アクティブユーザー数は800万人超。国産競合としてはChatWorkがある。Flickrの創業者らが2009年にカリフォルニアで創業。Accel Partnersやソフトバンクらから280億円を調達、ユニコーン企業。

ズーム



500人同時接続も可能な高機能オンラインビデオ会議ツール。音質・画質がよく、ホワイトボード共有機能、画面録画機能、グーグルカレンダーとの連携など、かゆいところに手が届く機能が満載。通信が安定しているためWi-Fiのない場所でも利用しやすい。2011年カリフォルニアで創業。Sequoia Capitalから10億ドルの出資を受けユニコーン企業に。

ザピアー

面倒なルーチン業務をとことん自動化! 個人・チームの業務効率化に役立つ自動化ツール。Gmailやスラック、ツイッターなど750種以上のサービスを組み合わせ、オリジナルのアプリを作成することで、意図した一連のワークフローを自動化できる。一部有料だが、IFTTTと異なり3ステップ以上の連携が可能だ。現250万ユーザーの大ヒット。2011年にサンフランシスコで創業。
次ページ > 評価・分析ツール

文=フォーブス ジャパン編集部

この記事は 「Forbes JAPAN ストーリーを探せ!」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事