ネットワーキングイベントをフル活用する6つの方法

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4. 会話のきっかけとなる質問を準備しておく

ネットワーキングで最も難しいのは会話を始めるときだ。全員が新たなコネを作るために集まっているので「今日はどのような理由でいらっしゃったのですか?」という質問では良い会話は始まらない。その代わり、相手に話を促す質問をしよう。仕事のどこが好きなのかを聞いたり、今月こうしたイベントに参加した回数を聞いたりすればよい。

業界イベントの場合は、より具体的な質問ができる。開発者イベントの場合、最も好きなプログラミング言語を聞いてもよい。業界経験が浅い場合は、相手により多くの情報を教えてもらおう。1つ目の質問をすれば会話は続くはずなので、会話を始めるのが重要だ。

5. 丁寧な会話の終え方を学ぶ

誰しも、話が長い相手から離れられなくなった経験がある。ネットワーキングイベントに参加する目的は複数のコネを作ることなので、これは非常に問題だ。この状況から抜け出すための戦略として効果的なのは「それは面白いお話ですね。イベント後にこのお話を続けましょうか?」と言って名刺を交換し、話をしてくれたことに感謝すること。もう一つの選択肢は「かなり長い間お話ししてしまいましたね。ぜひお話を続けたいのですが、今のところは他の人とも知り合うようにしましょう」と言うことだ。

6. フォローアップする

素早くフォローアップをしなければ、ネットワーキングに費やした努力は全て水の泡だ。相手から連絡が来るのを待っていてはいけない。相手のあなたに対する印象がまだ新しい48時間以内に連絡を取るのが理想だ。最長でも、1週間以内には連絡しよう。

こうした行動を実践しても、ネットワーキングイベントはまだ気まずいものかもしれない。しかし、ここに挙げた6つのコツに従えば、気まずさを乗り越え、こうしたイベントを機会へと変えることができる。

翻訳・編集=出田静

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