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毎年1月に米ラスベガスで開催される家電見本市「CES」を控え、折りたたみ式ディスプレイに対する注目が高まっている。スマホ業界ではここ数年、OLED採用のベゼルレススクリーンの普及が進んだが、各メーカーはもはやベゼルレスでは差別化を果たせないことに気づいている。

そんな中、アンドロイド端末を製造するメーカーが次世代のプロダクトとして期待を注ぐのが折りたたみ式ディスプレイだ。折りたたみ式ディスプレイの歴史は意外に長く、2012年時点でサムスンとLGはこのプロダクトのデモを公開していた。それが、ようやく2019年になって消費者のもとに届けられようとしている。

折りたたみ式ディスプレイの実現にあたっての課題は、製造コストの高さと、どのような利用ケースを想定するかだった。しかし、時間の経過とともにユーザーらの間で新たなディスプレイに対する需要が高まり、テクノロジーの進歩がそれに追いついた。

サムスンは11月7日に米国で開催する開発者会議で、折りたたみ式端末を発表する見通しだ。また、中国企業のRoyoleも10月末に、広げるとタブレットサイズになる折りたたみ式スマートフォンを発表した。

韓国のLGも折りたたみ式端末の特許を出願していたことが明らかになっており、来年のCESでは折りたたみ式ディスプレイが脚光を浴びることは確実だ。サイズが小さく、見栄えがする、耐久性も高い折りたたみ式端末が市場に投入されれば、新たなプロダクトサイクルを築けるかもしれない。

スマートフォン業界の成熟化が進むなかで、折りたたみ式ディスプレイは差別化要因として大きな期待が注がれている。ベゼルレスやOLEDディスプレイが、ここ数年のトレンドだったが、市場は次世代のプロダクトを求めている。しかし、アップルがこのトレンドに追いつくのは早くても2020年以降になるだろう。

編集=上田裕資

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