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世界を目指す「社内発イノベーション」事例


現在、デンソーでMaas(Mobility as a service)領域を推し進める坪井氏は、プライベートで3年ほど、イノベーション創出支援拠点「大阪イノベーションハブ」の大企業イントレプレナーミートアッププログラムにてメンターを続けている。

「これまで助けてくれた人達へどのように恩返ししようか考えています。そのためにもこれからもイントレプレナーとして事業を立ち上げ、ミートアップの場もつくりたい。また、その人なりの新規事業を通し方みたいなものもサポートできればと思っています」

新規事業のチャンスや仕組みは、いまや多くの企業に存在する。デンソーでは、アイデア作品の企画・製作を通じてグループ社員の発想力や創造力の向上を目指す「デンソー夢卵(ムーラン)」という全世界規模のコンテストを2年に一度開催。今年は、1万3140件の応募が寄せられた。


コンテスト以外にも、モノづくり体験・ステージショーなど、子どもから大人まで楽しめるイベントが行われる

連続社内起業家は決してラクな道ではないが、挑戦者しか見えない景色と圧倒的経験、人脈が形成されるのもまた事実だ。それを地で行く坪井氏に、今後の日本について予測してもらった。

「イントレプレナーがますます活躍する機会が増えると思っています。この10年ほどで、日本のイノベーションは、ハッカソンやアイディアソン、CVCと来ていますが、大手企業からのイノベーションはそこまで起きていません。だからこそ、いいイントレプレナーの手法やノウハウが国内企業に展開されて、続々と事業が立ち上がるようになって欲しいし、諦めないで欲しいです」

連載 : 世界を目指す「社内発イノベーション」事例
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文=木村忠昭

デルデンソーライカ
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