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Daisy Daisy / Shutterstock.com

米国では、18歳から78歳までのあらゆる人が生前遺言を書き、生活の変化に合わせて練り直していく動きが新たに活力を得ている。

米国法曹協会(ABA)の法律老化委員会が新たに発表した生前遺言に関するガイドラインは「事前にケア計画を作成する作業は人生を通して行われる。人生のさまざまなステージや健康状態により、人生の目標や優先事項が変化するにつれて、この計画も変化する」と述べている。

同委員会のディレクターを務めるチャールズ・サバティノは、自身の経験から、生前遺言を変更するきっかけとなる人生のステージは4つあると述べている。

健康で若い人は当然ながら、自分が間もなく死ぬ確率は小さいと考えている、とサバティノ。しかしこうした年齢層でも、事故により一時的・永続的な障害につながる人は多い。自分の治療に関する希望を理解し、それに従うことのできる人を事前に指定しておくことは確実に良いことだと言える。

法律専門家であり父であるサバティノは「私の30代の子どもたちは死や死ぬことについて話したがらないが、代理人が必要なことは理解している」と語る。健康に深刻な影響を与え得る病気を患った人にとって、生前遺言のニーズは大きく変化する、とサバティノは主張した。

糖尿病や心臓関連の症状ですぐに死ぬことはないものの、代理人はあなたがどのように病気を管理することを希望しているかや、うまくいかない可能性があることについて理解しておくべきだ。

その他、生前遺言を変更するときとして、死に至る可能性がある病気と診断された場合がある。その場合、どのような生命維持技術を受け入れるのか、うまくいかなかった場合、医療関係者は何をすべきかなどの指示を生前遺言に含めておく。最後のステージは、ホスピスケアの段階だ。

生前遺言を作成する最初のステップは、代理人としてあなたの終末ケアの希望を理解・実行でき、安心して話せる人を探すこと。これは簡単なことに聞こえるが実際は難しい、とサバティノは警告する。多くの人は本能的に配偶者を選んでしまうが、もう少し深く考えることが必要だ。サバティノによると、夫の場合は長い終末ケアのトラウマ的な経験を嫌がる人が多く、妻の場合は人間的に生き続けられる限り、どんなことでもすべきだと考えている人が多いからだ。

またサバティノは、独善的で、あなたの望みより自分の考えを優先させてしまうような配偶者などを代理人として選ばないよう助言している。

翻訳・編集=出田静

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