今年の目標が未達成の人へ ラストスパートをかける4つの方法

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私は今朝目が覚めると、もう11月だということに気づき動揺と不安を感じてしまった。時間は一体どこに行ってしまったのだろう──?

皆さんが私と同じならば、年始には志高い目標を全て達成することを確信していたはずだ。それなのに、今年はもう残り2カ月弱しか残っておらず、いまだに多くの目標を達成できていない。

ここでは、今年中にその目標を達成するか、少なくとも達成に向けた意義ある進歩を遂げる4つの方法を紹介する。ただし、具体的な目標や達成の難易度により、ここに挙げた戦略の一部は効果がないかもしれないことをあらかじめ心に留めておいてほしい。

1. 年末までの予定を調整する

意義のある目標を立てるにはほとんどの場合、ある程度の期限を設ける必要がある。そのため、予定を大きく調整することが鍵となるかもしれない。今日から12月31日までの間で、カレンダー上に数時間の枠をいくつか確保し、達成する必要のある業務を書いていく。こうすれば、多くの時間がまとまって得られる。正当だと思える場合、こうした目標に集中するため数日間休暇を取ることも検討する。

このように、極端とも言える方法で優先順位を再調整すれば、これまでずっと先延ばしにしてきた重要目標を達成するのに必要なショック療法となるかもしれない。

2. 説明責任を持ち合うパートナーやグループを見つける

私がキャリアの中で実践し、とても良かったことの一つは、私のことを心から気にかけ、説明責任を持たせてくれる人たちと協力したことだ。こうすれば、目標に対して進歩するよう自分に圧力をかけることができ、言い訳はできなくなる。自分と似たような目標や関心を持つ人を見つけることができればなお良い。

知り合いの中で、率直さを期待できる志高い人を探してみよう。自分のネットワークの中にこうした人がいなければ、近所のネットワーキング(人脈作り)イベントや、ある特定の関心を持つ人の集まりなどの中で広く探すこと。

3. 目標達成の作業を外部委託する

戦術的な要素が強い目標で、厳密には取り組みを進めるのがあなたでなくてもよい場合、目標実行のため誰かを雇うことを考えよう。コストがかかり満足度も減るのは確かだが、少なくとも目標を達成することができる。専門家は、家の修理から財務相談、パーソナルトレーニングまで、ほぼ全ての業界に存在する。こうした人を見つけ出し、目標には厳しい期限があることを伝えよう。

4. より合理的な期限を設定し直す

目標を年内に達成するのが不可能であれば、自分に正直になって期待値を設定し直そう。目標を諦めたり、言い訳をしたりしないこと。より適切な時間枠で、目標を達成する期限を設定する。それは2月かもしれないし、6月より先になるかもしれない。これにより、目標を実現可能な距離に維持することができ、その後も進捗しない場合は十分な罪悪感を感じることとなる。

翻訳・編集=出田静

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