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ロサンゼルス国際空港近くのイン・アンド・アウト・バーガー(Photo by Kent Nishimura/The Denver Post via Getty Images)

フォーブスが10月に発表した、米国人長者リスト「フォーブス400」の2018年版には、今年初めてランク入りを果たした15名のメンバーがいた。

そのうち3名は遺産相続などで財を成したが、残りの12名は全員、自身で事業を立ち上げた人々だ。Eコマースやファストフード業界、さらにはフォーブス400の史上初の仮想通貨分野の富豪も加わった。

ニューカマーのなかで、最上位の127位にランクインを果たしたのは、オンライン中古車販売「Carvana」の株式の過半数を保有する61歳のErnest Garcia IIで、資産額は53億ドル(約5950億円)。Garcia II は自身で同業の「DriveTime」も運営しているが、彼の息子のErnest Garcia IIIが関連会社としてCarvanaを設立し、2017年にIPOを行ったことで急激に資産を増やした。

また、米国西海岸で絶大な人気を誇るハンバーガーチェーン「In-N-Out」の女性社長、リンジー・スナイダーも資産30億ドル(約3370億円)で271位に入った。現在36歳のスナイダーは、彼女の祖父が1948年に設立したIn-N-Outの株式を2017年に引き継いで、ビリオネアになった。彼女は2010年に同社社長に就任後、80店舗以上を新規に出店。スナイダーは今年のフォーブス400に登場した、最年少の女性富豪だ。

ミズーリ州セントルイス出身で、67歳のデイビット・スチュワードは今年のフォーブス400に資産34億ドルで、232位に初登場した。彼はセントルイスの貧しい農場で7人兄弟の一人として育ち、地元の大学を卒業後、ミズーリ・パシフィック鉄道に就職。その後、1990年にITプロバイダー企業のWorld Wide Technologyを共同創業。同社はベライゾンやシティグループ、米国政府などにIT関連のソフトウェア及びハードウェアを納入し、現在の売上高は約104億ドルに達している。

仮想通貨業界からフォーブス400入りを果たしたのが、リップル共同創業者の58歳のクリス・ラーセンだ。ラーセンは2012年にマウントゴックス創業者のジェッド・マカレブとともにリップルを共同創業し、資産21億ドルで383位に入った。

また、家具に特化したEコマースサイトとして急成長を果たした「Wayfair」を、2002年に共同創業したNiraj Shah とSteve Conineらは、それぞれ資産22億ドルで、368位に入った。

ドロップボックスを2018年3月に上場させたドリュー・ヒューストンCEOは、資産27億ドルで302位。2000万社のスモールビジネスが活用する、マーケティングオートメーションツールの「Mailchimp」の共同創業者、Ben ChestnutとDan Kurziusらの資産はそれぞれ21億ドルで、383位に入った。

編集=上田裕資

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