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減速の傾向は全く見られない

「セクター全体の評価額は確実に上がっている。臨床試験を開始していないスタートアップが2億ドルを調達した例もある」と投資会社「Qiming Venture Partners 」でマネージング・パートナーを務めるNisa Leungは話す。同社は、ファンドの40%をヘルスケア分野に投資している。

Leungによると、新薬が市場に投入されるまでは7〜9年を要することも珍しくなく、投資家が利益を上げるには膨大な時間が必要だ。また、タフツ大学医薬品開発研究センターによると、処方薬を開発して承認を得るまでに26億ドルもの費用を要するという。この10年で臨床試験は複雑さを増しており、それに伴って開発コストも倍増している。

「創薬は基本的にサイエンスだ。時には臨床試験で成果が出なかったり、規制当局から承認が下りないこともある」とL.E.K.のChenは話す。

しかし、今のところ中国による投資額が減少する兆候は全く見られない。米国企業がバイオテクノロジー分野で世界をリードし続けている限り、中国は米国の医薬品業界に注力し続けるだろう。

「中国の投資家は、自国の空白を埋めるために投資をし続けるだろう。一方、中国国内で研究を行っているチームもあり、我々は双方のバランスを取る必要がある」とQimingのLeungは語った。

編集=上田裕資

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