プロバイオティクス入りの低カロリーアイスへの注力は、2017年営業年度で苦戦を強いられたユニリーバが方針転換したことを意味する。Food Business Newsによると、ユニリーバは2018年前期、売り上げが前年同期に比べて2.4％落ち込んだ。また2017年には、人気のヘイロー・トップに市場シェアを1.5ポイント奪われた。
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ユニリーバは2018年7月の段階で、斬新で革新的なアイスを商品化して売り上げ増加を目指すことを示唆していた。その目標を達成してくれるのが、カルチャー・リパブリックということのようだ。
前出のFood Business Newsによると、ロンドンに本社を置くユニリーバのポール・ポールマン最高経営責任者（CEO） は、7月19日に行った業績発表で、「アイスクリームの上半期業績が引き続き堅調だったのは、非常に強力な刷新計画と、北ヨーロッパの好天、新興市場における高い業績のおかげだ」と述べた。
健康志向アイスクリーム業界に参入するだけでなく、プロバイオティクスを取り入れるという同社の決断は賢明かもしれない。Global Markets Insightsが2016年に公表した報告によると、プロバイオティクス部門は2023年までに640億ドル（約7兆1880億円）産業に成長する見通しだ。
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カルチャー・リパブリックは、1パイント入りが3.99〜4.99ドル（約450〜560円）で、全米の高級食料品店などで購入できる。
