新たに始めた転職活動 雇用主に見抜かれないための4つの注意点

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2. 職場に来ていく服装の変化

職場の規定はカジュアルなのに、あなたが突然スーツを着始めたら、転職活動をしていることが分かってしまうかもしれない。面接が昼間に設定され、着替える時間がない可能性もある。こうした事態に備え、面接を受けるかなり前からフォーマルな服装の着用を始めるのが理想だ。ジャケットは必要になるまで着ないようにしつつも少しずつ服装を格上げし、スーツ一式を着用してもあまり目立たないようにする。

3. 長めのランチや午後の休憩

日中に面接が入ることは、転職活動で進歩していることを示すので良いことだ。今のうちに私用休暇をためておき、面接の予定が出たら楽に休暇が取れるようにする。1週間に1日だけでも遠隔勤務ができる日を持てれば、予定の調整がさらに楽になる。通常デスクでランチを取っている場合は、30分近所を回るだけでもよいので外に出よう。同僚には、あなたが常に職場にいるとは限らない状態に慣れてもらう必要がある。

4. 生産性とパフォーマンスの低下

転職活動をしていることを示す上記の3つのサインを管理することは、雇用主には何の影響も与えないはずだ。ただ、次の職場探しに集中するあまり現職をおろそかにしてしまっては、生産性とパフォーマンスが落ちて現雇用主には悪影響が出る。転職活動をひそかに行うためだけでなく、正しいことをするためにも、この状況に陥ってはならない。

すぐに前雇用主となる職場に、二度と引き返せないような状況を作ってはいけない。(現職に残ることを決断する可能性もあることを忘れないこと)。過去の同僚からの強力な推薦は必要だし、自分の部下の一人がチームを去る場合には同じような礼儀を期待するだろう。締め切りを一層きっちりと守り、仕事の質の高さを維持し、怠業を避けること。

翻訳・編集=出田静

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