当てはまる人は要注意 あなたが面接に呼ばれない4つの理由

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自分にぴったりだと分かっている職務を見たときの目の輝き、採用を希望している企業についに応募するときの不安は語るまでもない。そして、メールを103回も確認した末、その企業では他の候補者が採用されたことを知ったとき、どれほどがっかりするかも私は知っている。

あなたの心の中では「でも、一体なぜ?」という疑問が離れない。「なぜ私では不十分なのか?」「なぜ不採用が続くのか?」と考えてしまう。

問題はあなたが不十分なことではなく、次の4つで過ちを犯していることだ。

1. 過去の仕事に固執している

あなたの職務経歴書はいまだに現職に焦点を当てていて、キャリアの次のステップに注目していないのかもしれない。やっと最初の管理職を射止める準備ができたのに、職務経歴書では今までに取り組んだプロジェクトについて述べるだけで、リーダーシップのスキルやチームを管理・育成する能力についてまったく言及がないようであれば、それはあなたにとって不利だ。

石油ガス企業で働く広報専門家が、テック企業のコミュニケーション担当の仕事に応募する場合、職務経歴書に石油ガス系の専門用語ばかり並べてしまうと、あなたのためにはならない。

その代わり、あなたの経験や達成事項が次に目指す職務と合っているかに注目し、転職先にあなたがもたらす価値を明示するキーワードを使う。

2. ネットで応募している

あなたがいまだにオンラインポータルから応募しているようであれば、私が「不採用のブラックホール」と呼ぶものに自分から飛び込んでいるようなものだ。インターネットからしか応募していない場合、自分自身を制限し、確実に企業に見逃されている。実際に人とつながることができるのに、なぜわざわざネットから応募する必要があるのだろう?

その代わり、採用部署の管理職に直接電子メールでコンタクトを取ってはどうだろう? 興味のある企業につながりを持つ友人と連絡を取ること。安全地帯を抜け出し、気に入った企業で働く人に接触しよう。多くの応募者の中で目立つには、集団から抜け出し一歩先に進むことだ。
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翻訳・編集=出田静

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