6つの数字を選んで購入する宝くじ「メガミリオンズ」の運営組織は10月24日、「ジャックポット(大当たり)」が1枚出たと発表した。当せん金額は15億3700万ドル(約1725億円)だった。
当たりくじが購入されたのは、同州グリーンビル郡のシンプソンビルにあるコンビニエンスストア、KCマート。数字6つ全てを当てる確率は、およそ3億3000万分の1だった。
今回の当せん金額は、これまでの最高額である2016年1月の15億8600万ドルに迫っていたが、記録を更新するには至らなかった。その史上最高額となった宝くじ「パワーボール」の大当たりの賞金は、テネシー、カリフォルニア、フロリダの各州でくじを購入した人たちが3等分した。
また、昨年行われた「パワーボール」の抽選では、史上3番目となる高額当せん者が出た。マサチューセッツ州でくじを買った1人が、7億5870万ドルを手にしている。
今回の当せん者は「不明」
サウスカロライナ州でくじを購入し、今回の当せん者となった人の身元は、今後も謎のままとなるかもしれない。同州は、当せん者が希望すれば匿名とすることを認める7州のうちの1つだからだ。
当せん者は賞金のうち8億7780万ドルを即時払いで受け取るか、29年間の分割払いで全額を受け取るかを選ぶことができる。
過去の宝くじ当せん金額トップ10
1. 2016年/15億8600万ドル(約1780億円)
2. 2018年/15億3700万ドル(今回、約1725億円)
3. 2017年/7億5870万ドル
4. 2012年/6億5600万ドル
5. 2013年/6億4800万ドル
6. 2013年/5億9050万ドル
7. 2012年/5億8750万ドル
8. 2015年/5億6400万ドル
9. 2018年/5億5970万ドル
10. 2016年/5億3600万ドル
出典:CNN、CNBC