あなたを「幸福」にする6つのお金の使い方

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ファイナンシャル・プランナーなどの専門家にあなたのお金の使い方を詳しく調べてもらった場合、特定のものに対する出費を抑えるようアドバイスされる確率は99%だ。

例えばあなたは、ウォーキングに最適な素晴らしい天気の日に配車サービスのウーバーを利用することが多すぎるかもしれない。家でランチを用意して出掛ければ3ドル(約336円)の材料費で済むのに、テイクアウトのランチに毎日12ドルを使っているかもしれない。

今の自分に投資をすることは、富を築くことと同様に大切だ。あまり価値のないことに無駄な支出をせず、以下の6つのことにお金を使ってみてほしい。そして、あなたの人生にどのような変化が訪れるか、確かめてみてほしい。

1. 体調管理

例えば心血管疾患の患者の医療費は、米国では年間平均およそ1万9000ドル(約213万円)だ。病気になれば、非常に高額の医療費を支払わなければならない。長期的にみれば、活動的で健康的なライフスタイルを維持することは、病気の予防と支出の抑制になる。

お金をかけずに運動をするという選択肢もあることから、会費を払ってスポーツジムに通うことに罪悪感を持つ人もいる。だが、本当に楽しめるのなら、スポーツにかけるお金は無駄ではない。また、ジムに行くためのウェアをそろえることでやる気が出るなら、そうした買い物にも価値はある。

2. 愛するパートナー

多くのカップルは一緒に過ごす時間が長くなると、現状に満足してしまう。そして、その自己満足はやがて、不幸せや離婚を招くことになる。

毎月の給料を受け取るたびに、あらかじめ決めておいた金額を「ロマンス口座」に移すことにしてみよう。そのお金は、いつもとは違うデートやプレゼントなど、パートナーのために使う。この別口座の残額が増えれば、しばらく夜にデートをしていないことにも気づくことができるだろう。あなたがパートナーを大切に思っていることが、伝わるはずだ。

3. キャリアアップ

仕事に関連した資格を取得すること、専門家からスピーチの仕方を学ぶこと、ゴルフのレッスンを受けること──何が自分のキャリアアップの機会につながるのかを特定することは、収入を大きく増やす昇進や昇格の役に立つだろう。

昇進・昇格によって見込めるのは、平均8%の昇給だ。一方、同じポジションで期待できる昇給の幅は、一般的には3%だ。この5ポイントの差は、キャリアアップを目指して参加する活動にかかる費用を大きく上回るだろう。
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編集=木内涼子

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