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2018.10.27

子どもの選択肢を世界中に広げる「広尾学園」の教育改革

写真左から広尾学園の池田富一理事長、植松久恵インターナショナルコース統括長、ジョエル・プランケット教諭

中高一貫制の共学校「広尾学園」(東京都港区)が、飛躍的に存在感を高めている。2007年から推し進めている改革では、インターナショナルスクールに引けを取らない「インターナショナルコース」を設立、各分野のプロフェッショナルを招いて学ぶキャリア教育など、既存の学校とは一線を画す動きを見せてきた。
 
その結果は中学受験者数No.1という実績にも表れているが、特筆すべきは海外大学合格者数の急上昇だろう。17年に18名だった合格者は、今年日本一の合格者数82名を記録した。
 
果たしてその成長の理由は何なのか。いままで既存のインターナショナルスクールでもち回りで行っていた「海外大学フェア」を日本の学校で初めて主催した記念すべき9月14日、池田富一理事長、フェアを取り仕切った植松久恵インターナショナルコース統括長、海外大学とのコーディネイトを担当したジョエル・プランケット教諭の3名に話を聞いた。


広尾学園にて開催された「海外大学フェア」。同校では高校生だけでなく、中学生も積極的に参加し、海外の大学への関心を高めていた。

「まず子どもたちに、目標や夢をもっとリアルに感じてほしかった。例えば、ただ漠然と医者に憧れて進路を選ぶのではなく、本物の医師と語り合い、手術の様子を見て、摘出したがん細胞を目の前にして医師という仕事の本質を知ったうえで、その道を選ぶ。それが私たちのキャリア教育。もちろん医師に限らず弁護士や研究者など、各分野も同様です」(池田理事長、以下池田)
 
生徒たちはそれによって、夢や目的だけでなく、勉強する意味も掴み取る。

「ただ漫然と受験のために勉強するのではなく、目的実現のために必要な勉強に邁進することになるのです。もし海外でも将来活躍するなら、英語の勉強にも力が入る。目標に直結しているからこそ、一生懸命になる。そんな彼らは大変なようでいて、とても幸せな顔をしていますよ」(池田)
 
日本では会社に就職するという考え方が大半を占めるが、ここで教えているのは何をして楽しむかという芯の問題であるようだ。

「自分が何をして生きていきたいのか。それは情熱を見つけることなのです。そしてそのとき、国内だけで進路を決めたのでは、選択の余地が大きく制限されてしまいます。まず、世界中のすべての教育機関から選べることが大切なのです」(植松統括長)

「そのために今回のフェアには国内最大規模の163校の海外大学が参加してくれました。それだけの可能性が生徒たちを待っているのです。しかも直接パッションをぶつけられる大学関係者たちが来ているのです。いい関係を築ければ、もちろん道が開けます」(プランケット教諭)



「広尾学園はいま、パイオニアとしての道を歩み始めています。国内の帰国子女や海外進学を目指す子どもたちへ世界を広げたいと考えています。若い世代がグローバルに活躍するための助走期間を最も効果的に支えられるのが我々なのです」(池田)

Promoted by 広尾学園 文=清水りょういち 写真=三木匡宏 編集=高城昭夫

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