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Observing, pondering, and writing about tech. Generally in that order.

BigTunaOnline / Shutterstock.com

平均的なネットユーザーは現在、1週間に24時間をオンラインで過ごすといわれている。その大半はグーグルのChromeのようなメジャーなブラウザを用いていると推定される。そのChromeに大きな変更が加えられた場合、ユーザーたちは即座にそれに反応する。

9月にグーグルが「Chrome 69」という新バージョンをリリースした際、ある変更が議論を呼ぶこととなった。Gmailなどのグーグルのウェブサービスにログインした場合、そのログイン情報が自動的にChromeに引き継がれるようになったのだ。

Chromeへのグーグルアカウントの引き継ぎにはメリットもある。アカウントを引き継ぐことで、ユーザーは既存のお気に入りやパスワード、利用中のChromeのアプリをそのまま使えるようになる。

しかし、この変更は全てのユーザーに歓迎されたわけではなかった。ブラウザの閲覧履歴とGmailを紐づけたくないユーザーもいるし、プライバシーに敏感な利用者は別のアカウントデータがグーグルに収集されるのを嫌がる場合もある。この問題はグーグルアカウントにログインしただけで、Chromeが勝手に設定の同期機能を有効化しているように見えるとして、批判を浴びた。

Chrome 69において、この変更内容がユーザーに十分周知されないまま、アップデートが行われたことで、一部から強い反発の声があがった。そしてグーグルは10月16日にリリースした最新バージョンの「Chrome 70」において、ユーザーの声を取り入れる決断を行った。

Chrome 70ではグーグルアカウントへのログイン時に、Chromeの挙動を制御できる新しい設定オプションが加わった。新しい設定は「Chromeへのログインを許可する」というもので、デフォルトで有効になっている。

このオプションを有効にしておくと、Chrome 70は69と同様に、ユーザーがGmailやYouTubeにログインすると、自動的にChromeの同期アカウントにもログインする。

しかし、この設定をオフにすることも可能で、その場合はChromeの同期アカウントにログインすることなく、グーグルのサービスにログインできる。また、Chromeにログインしても、閲覧データを同期するかどうかは選択可能になっている。

Chromeが時おり、同期を求めてくる場合もあるが、実行するかどうかはユーザーの判断次第となっている。また、仮に同期を行ったとしても設定欄で後からそれを解除することが可能だ。

編集=上田裕資

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