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3番目に医薬品の使用が多くみられたのは、「筋肉増強」効果をうたったものだ(776の製品のうち92種類)。このうち89.1%に含まれていたのは、何だったと思うだろうか?

「アナボリックステロイド」(タンパク質の合成を促進)やその他のステロイド様物質を想像したなら、そのとおりだ。さらに、これら92のサプリメントのうち73種類は、ステロイド剤を含んでいることをラベルに記載していなかった。つまり、知らないうちにステロイド剤を服用していた人たちもいるとみられる。

危険性の認識が重要

そのほか、関節痛、筋肉痛、骨粗しょう症、骨肉腫、睡眠に関する問題、痛風、前立腺の問題などの治療に使用される医薬品の成分が、市販されている14種類のサプリメントに含まれていた。

FDAはメーカーに警告し、製品の自主回収を求めることができる。だが、多くの場合、販売中止を強制することはできない。もちろん、全てのサプリメントに薬の成分が含まれているわけではない。恐らく多くは、実際にラベルに記載した成分しか使用していないだろう。だが、サプリメントは医薬品よりも、規制がはるかに緩い。虚偽の記載も多いと考えられる。

サプリメントを取る前に、よく考えてみるべきだ。それは本当に信用できるものだろうか?製品にうたわれている効果は、科学的に証明されているだろうか?誰かが「天然の成分でできている」と説明したからといって、本当にそうであるとは限らないのだ。

編集=木内涼子

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