【6】基礎知識が身につくころには、さらに知りたいキーワードが出てきたり、思いついたりします。さらにそのキーワードで検索をかけ、1〜5を繰り返します。
【7】最後に、一番読みたいと思った本を購入します。届いたらまず読み流して、必要な箇所をスクショしていき、知識を掘り下げていきましょう。そこからさらに、新しく知りたいキーワードは何かを考え、1に戻ります。
以上が、僕が実践している方法です。
基本的にこれらの作業はループしていて、終わりがありません。大事なのは、知りたいジャンルの本について調べていくうちに、新しいキーワードや、疑問、掘り下げたいことに気づき、言語化していく作業です。この作業を繰り返すことで、より知識を深掘り、自分の地肉にしていけると思います。
最後に1点、補足します。もしかしたら、本を制作する立場の方から見れば「これだと本の内容のデジタル万引きじゃないか?」と思われるかもしれません。確かに一見、抜粋された内容をタダ読みしているようでもあります。
しかし、多くの読者にとって、本は中身がわからないと買わない、買っても時間がなくて読み始められないものであったりもします。であれば、要約を知った上で、何のためにその本を読むのかと目的を明らかにして読むためにも、この方法は有効だと思うのです。この方法によって、読者は本の購入機会が増え、読む量も増えることになると考えています。
この方法を実践されたら、ぜひ、実際に読んだ本の感想、よかったところをフェイスブックやブログでポストしてみてください。アウトプットすることは最大のインプットになり、次の誰かの肥やしや機会に繋がります。
連載 : 働き方革命最前線 ─ポストAI時代のワークスタイル
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