フォーブス ジャパン編集部 エディター


──そうした流れの中、データを収集することに躍起になる会社が目立っている印象でして、実際に「活用する」ために必要なことは何だと思いますか?

データを可視化することに加え、インタラクティブにデータを扱えるか、そして色んなデータにアクセスできるか。この3つのポイントが大切だと考えています。

だからこそ、Domoでは3つのポイントを重視しながら、プロダクト開発に取り組んでいます。やはり、「データにアクセスしたいけど、なかなかできない……」「データを使って説明したいけど、やりにくい……」といった状況では難しいでしょう。

ですから、いかに使いやすく、簡単にアクセスできるのか。ここがデータ活用においては、非常に重要になってくると思います。

その点において、Domoはスマートフォンから簡単にアクセスできるようにしています。やはりラップトップは常に持ち歩いていないと思いますが、今の時代、スマートフォンは常に持ち歩いている人が多いでしょう。

知りたい情報にすぐアクセスできる環境を実現し、アラート機能によって、何かあればすぐ確認できるようにする。それによって、行動自体がデータドリブンになっていくので、自ずと考え方、マインドセットも変化していくのではないでしょうか。

時間は24時間しかない。自分にとって重要なことに注力してほしい

──今日はテック業界における、女性のリーダーシップについても話を伺いたいです。女性がテック業界でリーダーシップを持って働くために必要なことは何でしょうか?

私はこれまで幸運なことに、いい師匠、いいメンターに恵まれてキャリアを築くことができました。その経験を踏まえてアドバイスをするとしたら、女性の活躍に積極的で、社内にいい師匠、いいメンターがいる会社を選べば、リーダーシップを持って働いていくことができるでしょう。

また、「女性が活躍するために必要なことは何か?」と問いを投げかけ、社会全体で考えていく。そうした機会をより多く創り出していくことが重要だと思います。問いを投げかけていただくだけでも、トピックとして生き続けるので、認知度も高まっていき、改善していくための社会全体の土台も出来上がっていくではずです。

ひとりで何かを変えようとするのではなく、みんなで考えて変えていく。それがとても大切なことだと思います。

──キャサリンさんはWomen Tech Council諮問委員会のメンバーです。アメリカにおける女性活躍の現状はいかがでしょうか?

アメリカでもさまざまな問題があります。これは日本、アメリカだけでなく全世界的な問題でしょう。特にハイテク業界はなおさらです。

私がWomen Tech Council諮問委員会で特に力を入れているのは、チーム・組織内における「多様性」の推進です。似たような人たちではなく、多様な人がチーム・組織にいることで多様な意見、考えが生まれ、それが最終的に良い結果をもたらすと思っています。

写真=小田駿一

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