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I cover leaders and the wellness practices they (should) follow.

ユナ・キム(Eric McCandless / ABC via Getty Images)

ロックスクリーンアプリ「ロケット(Locket)」リリースに向け激務をこなす3年間が続いた後、疲れ果てたユナ・キム(29)は瞑想(めいそう)を始めた。フォーブスがまとめる革新的な若手のリスト「30アンダー30」にも選ばれたキムは、「少し懐疑的だった」と話す。「でも、瞑想を始めてから自分の生活やストレスへの対応方法、考え方が変わった」

インスピレーションを受けたキムは、その時出回っていた瞑想アプリを片っ端から試したが、そのたびにがっかりした。問題は、既存アプリの大半が特定の講師や瞑想テクニックに特化している一方で、自分が求めていたのは多様なコンテンツであることだった。そこでキムはロケットを売却し、1000種類以上の瞑想方法をガイド付きで提供するマインドフルネスアプリ「シンプル・ハビット(Simple Habit)」を立ち上げた。

シンプル・ハビットは2016年の立ち上げ以降、170万人にダウンロードされ、そのうち4万人以上がアプリの全機能を使える課金サービスを利用している。このアプリでは、人生の目的探しや、仕事後のリラックス、フライト前の準備など、さまざまな状況に合わせた瞑想ができる。キムと15人の小規模なチームは今年のグーグルプレイ賞健康アプリ部門を受賞した。

「私たちのビジョンは、誰もが幸福に感じ、つながりを感じて生活できる世界を作ること。瞑想はそれを達成する特に効果的な方法の一つ。何時間も費やす必要はなく、5分だけでも良いし、いつでもどこでもできる」とキム。

キムは筆者とのインタビューで、ビジネスを始めた経緯や競合アプリとの差別化ポイントについて共有してくれた。

筆者:シンプル・ハビットの設立前には何をしていましたか?

ユナ・キム:私のキャリアはニューヨークの投資銀行から始まった。初の起業でロケットを立ち上げるため銀行を辞めた。ロケットを2015年に売却した後、スタンフォード大学経営大学院に進学した。シンプル・ハビットはそこで立ち上げた。

筆者:シンプル・ハビットができた経緯は?

キム:素晴らしい瞑想講師の中にも、自分でアプリを作る時間がなく、ネット上で存在感を発揮できない人は多い。そこで「瞑想版のスポティファイはないから、それを作ろう」と思った。講師はコンテンツの制作に注力してもらい、私たちの方でコンテンツを配布して収益化するアプリを作ろう、と。

編集=遠藤宗生

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