それから3年後、バンワゴナーは母親のアイスクリームメーカーを使い、自家製の濃厚なアイスを作る練習を始めた。性目的の人身売買に関する意識を高める熱意と新たに見つけた趣味をつなげたかった彼女は、エクソダス・クライと連絡を取り、パートナーシップを求めた。それ以来、バンワグナーは、性目的の人身売買問題に関する意識向上の場として自身のブランドを活用してきた。
バンワゴナーは、ユニークな味を集めたメニューを作成後、2017年10月にコーン・アペティートを創業。彼女は近々、オンラインショップの開設を目指すとともに、性目的の人身売買の危険にさらされている女性や、そうした状況から逃れた女性を採用し、取り組みへの意識をさらに高めることを考えている。
「私たちのサービス提供方法や他者の愛し方は型にはめられないということを、私はじかにこの目で見ている」とバンワゴナー。「私たちはアイスクリームを使い、人身売買と闘うことができる。アイスクリームはこれ以上良くならないと思ったときでも、それを食べれば世界を救うことができる」